2023 年 3 月 のアーカイブ

知ってゆきたい

2023 年 3 月 20 日 月曜日

南山舎さんの『絵が語る八重山の戦争』再販プロジェクト 公式チラシ画像 いただきましたる

過去の「戦争があったんだって」という ざっくりした情報 

教科書にも 詳しく書かれることのない 一行知識だけでは

やはり よろしくないなと思う

痛みも 苦しみも 想像するにも及ばないとしても

確かにおられた ひとりの

また ひとりの 記憶を 受け取りつないで

かなしかったりくるしかったりつらかったり…ばかり 生み出す事態に 雪崩込まない 知恵と工夫を育ててゆくために

なにかを!と じりじりする思い

自分一人ではなんとかできなくても

なんとかしていこうよ なるべくにこにこ 分け合って生きあっていこうよ て

思いを 

声を

受け渡してゆきたいのでした

こだわりすぎるなと言われたりもするけれど

2023 年 3 月 19 日 日曜日

思い入れがあるものに対して

これは○○の由来で とか

○○のおかげで △△に出会って とか

それにまつわる 物語など くだくだと のべてしまいがちなのだけど

かつて 父は「ものに こだわりすぎるのはよくない」と よく言っていた

思い入れで 重くしてしまって 周りが見えなくなる とか

見極めることができなくなる とか

そんなあたりのことを言いたかったようなのだけれど

父 倒れる前の いつだったか

しあわせの呪文「いかなごのくぎに」に関して

東日本大震災ののち まだ 宅配便が 個人宅への届けものを 復活させていない状態のとき(通信は やっとこ復活したあたり)に 送っていただいて

地割れを飛び越え 営業所まで スキップするみたいにして 受け取りに行ったこと

毎年思い出して

泣きそうになりながら その話を語ってしまう わたくしに

また こだわりはいかん…てな ことを 言い始め

なんだよ ありがたい思い忘れたのかよ どれほどこれに支えられたのかって思いをよ!と 食って掛かるように言うわたくしに

「いちいち言わねぇくても 忘れてねぇし 間違いなく んまいの わがってっから 早ぐ 食わせろ」など ムッとして 言ったのでした

あれは 早く食いたかった てのもあって 

ことさらに 激しく言ったのかもしれないな

ははは

今年も いただいたんだよ と ちょっと 涙など 滲ませながら 声かけたら

何を言ってるんだ?風に 目をきょろり とさせて のち 

また おねむ時間になったようで

目を閉じた

今や 口から食べられない 父だけど

地震の記憶も どこか 取り出せないところに しまい込まれているようだけど

口にせずとも 義理堅く ひとからも 信頼されていた存在 てことに かわりはあるめぇ

また ちょっと 泣く

後ろに気をつけろ

2023 年 3 月 19 日 日曜日

昨日 お伝えした

来る3月21日㈫ 13:30〜

大阪は 堺市の ぎゃらりいホンダさんで ひらかれている つちびと可南さんの 個展『花を摘んで、永遠を探して』の中で

わたくしの パントマイム作品の 動画を 流してくださる…のこと

その前に ビデオ電話にて ちょこっとだけ お話することになり

ギャラリーの まゆみさんから

「予行演習も兼ねて お電話してもいいですか?」と 問いかけられ

こちらも ちゃんと聴こえるかどうか心許なくて イヤホンで対応できるかどうか 確かめたかったので

よいですよ〜 と 軽く お応えしたあと

はっ…受け取る場所に気をつけねば!と 足早に 応接できぬ 応接間へと 移動した

ここなら ごしゃめしゃ部分を映さず にゃんこらにも侵入されないよう ガード固めれば なんとかなる

以前 ビデオ電話を 台所で受けたとき

あまりの こちたなさに 相手が

「すごいね…」て 絶句してくれたもんでね

いや まぁ 応接間とて すごいんですけどね…そこで ピアノ仕事もするってんだから わたくしの「心臓」こそ すごいね…なのだろうけどな

ピアノに来てくれてる お子たち すまぬ そして 懐深く ありがとう

イヤホンでの会話など なんとか なりそうで

かつて 訪れた ぎゃらりいホンダの つちびとさんたちとともに うみだされる 居心地よく温かな風景まで みせていただけて

ぬうぅ 目がにじむ

当日は おばの 作品展の 搬入手伝いで 出動している現場から ちょいと抜け出しての 応答なので

うしろのごしゃめしゃが どうのこうの てな 心配はないのですが

せっかくの 素敵な空気感を 台無しにしませんように…てことは すこぅし どきどきしたりもしてるのでした

お墓で ぼわわん

2023 年 3 月 19 日 日曜日

お墓掃除に 出る ついでに

おばのとこに 届け物して→掃除終えたら→買い物して

…の 目論見が

お墓に 供えるために準備しといた お茶と 菓子を忘れ

しかし おばから お菓子をもらい

お墓では それと お茶の代わりに 保存用水てのを持ってたので それを注ぐことにして

拭き掃除 草むしり

庭の 椿 2種と 水仙と 猫柳 持っていったのだが

花挿しのとこ

1月の じいちゃん命日のときに 挿しといた 猫柳が 根っこ出して ふかふか花穂までも 膨らんでた

すごいぞ 柳一族!

朝でかけた格好が なかなかに 温かなもので

途中 ぼわわん となって のぼせかかった

いかんいかん

帰り道買い物…と 思いきや 財布も何も持たずに出ておったことに 気づく

いやはや

おひさまでのぼせたとかより

普段から ぼわわんだもんね わたくし と

独り言ち

昨日の雪は あらかた とけました

頭の ぼわわんも とけでてくれろ(本体もろとも とけるかもしれんが)

7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その30

2023 年 3 月 18 日 土曜日

「今読んだ」テーマで ずっと続けとる

7days…は 形骸化だ

近場に積んであるの ぐいぐい読んでるが

積ん読サグラダ・ファミリア あまり変わらず

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その30

『作家 超サバイバル術!』中山七里 知念実希人 葉真中顕(光文社)

お芸術でない 商業作家として 

確かな実績を積んでおられるらしい お三方による

作家を目指したり

新人作家として デビューした方 向けの

作家を生業として 生き続ける 指南書のようなもの

概ね もやっと 紹介してしまってるな

作家を目指してるとか そういうことではなく

中山七里さん 好き♪の 流れで 手に入れた本

他の お二方の 著作を読んでおらず

この本で初めて 目にした名前かも…

作家として 物語を書こうとしてる人でなくても

創作をしてゆくことに 通じるものありあり

うんうん そうだなぁ と 思う

賞のこと お金のこと 戦略のこと…などなど

とても 具体的な 現状を つまびらかにしてくださりつつ

「生存者バイアス」がかかってるけど と 奥ゆかしくもあり

でも こんなふうに 本に書かれてること 鵜呑みにするようじゃ まぁ 作家生業にするなんて ちょっと程遠いとこにいるかもね…なんて こっそり 思ったりしてるかな

ふふふ

 

こっそり大阪に もりあやこ動画

2023 年 3 月 18 日 土曜日

今 大阪の ぎゃらりいホンダさんにて 開催されている つちびと可南さんの 個展『花を摘んで、永遠を探して』

その中で わたくしの パントマイム作品の動画を 上映してくださることになっています

お話を頂いたとき

ちょ と 怯みました

舞台に乗せて 人にみせといて なんたることか…ですけれど

映像を残すためにやっていないことや

録っていただいたものは だいぶ前のもので

ただでさえ 己の姿を 動画確認するのが 苦手なのに

作品発掘するために 見返して

結構な うめき声を上げてしまいましたる

早回ししとるんかおめぇはっ!?とか

気持ちわかるけど そこはも少しこうしとけよ己っ!と

かつての自分に つっこみいれたりもして

粗ららら…

なんか 情けない話などしてみました

上映時間 三十分程…ということは

候補でお渡しした3作品 全てなのかと思います

お時間ある方

心温まるしかない 可南さんが 生み出す つちびとたちの空間へ ゆきがてら

え?もりあやこ 噂には聞いてたけど ほんとに パントマイムやってたんかぁ て

観てやってくださりませ(画像は わたくしの『とある いのちの こと』を 観てくださったのち 可南さんが 生み出してくださった『とある命のこと』つちびとさんです)

↓↓↓↓↓

告知がこんなギリギリになってしまいましたが・・

21日の13時30分からつちびと達のいる空間の壁にプロジェクターで動画を写そうと思います。
その動画は東日本大震災後、つちびと達を宮城や福島に連れていく橋渡しをしてくださった森 文子さんのパントマイム三作品。

以前、宮城県の斎理屋敷でつちびと展をして、その時に生で拝見した森さんのパントマイムをぜひ関西の方々にも知ってもらいたいと思ったのです。
パントマイムといっても・・私がこれまでには見たことのないとてもテーマ性のあるもので心揺さぶられるお話です。

私はそれを宮城で拝見して・・つちびとにしてしまったほど感動しました。

プロジェクターの上映時間は30分弱

もちろん・・上映の前後には変わらずつちびとはご覧いただけます。

距離を縮めることが難しくても・・
時間の経過で・・記憶が薄れていくことは仕方がないとしても

それでも・・つちびと達は願っています
少しでもそのことにあがないたいと

お時間許せばお立ち寄り下さい。

可南つちびと展 『花を摘んで、永遠を探して』

3月11日(土)~3月24日(金)
AM11:00~PM5:00 月曜 休廊

3月21日 PM1:30より(30分ほど)
✴︎ 森文子さんのパントマイム 動画上映

ぎゃらりいホンダ 堺市中区深井沢町3134 TEL:072-278-3381

昼から ごっつぉお

2023 年 3 月 18 日 土曜日

本日 角田の ホーマック駐車場に

浅野さんの ベックの唐揚げ 移動販売に 来られる…てんで

いそいそお買い物

んで 母と二人なのに 昼から ごっつぉお♪

母 大好きな カリッカリの皮煎餅的なやつ

次から次へとつまむので

ばんげのあんちゃにも 残しといてってば!と

結局危険なので 取り分けておくことにした

安心美味しいもの

ごっつぉおさまさまでした〜

菜っ葉あれこれ

2023 年 3 月 18 日 土曜日

昨日の ばんげの

小松菜と あぶらーげの 炒めもの こさえるとき

葉っぱ 外ししてたら

ペンギン親子みたいになったり

「こっちで も少し 頑張るっ」てな感じに 軸のとこに残ってたり

あら 健気で めんこい♪などと

アニミズムぶっ飛ばし

山東菜の 真ん中の ちみっちゃいのが ぽ と 花開いて

これは にゃんこらに 食べられるのは ちと 惜しい など 思い

ミルクピッチャーに 挿して 離れたとこに置いてみる

蕾菜は やたらと もしゃわしゃ と 根っこ発生してきて

…こ これ も少ししたら 地植えしてみても良い?なんて どきどきわくわくして 食べるに 踏ん切れなくなってくる

こうして また あちこちに わさわさと 食材とは言えない状態の 菜っ葉挿しが 増殖して

あんちゃに「なんか邪魔〜」と 言われるのでありました

どれでもいいらしい

2023 年 3 月 18 日 土曜日

みみげながながちゃん(避妊済 ♀ 一歳)

菜の花を好んで食べるけれど

どれが一番好きかな?と

青梗菜 蕾菜 山東菜 小松菜 アスパラ菜…と 並べてみたら

ランダムに あちこち 食べていた

どれでもいいらしい

…あ でも 小松菜の 菜の花は 開きがいまいちだったからか

もしくは 苦味があると感じるのか?

食いつかない

縮菜も も少しして咲いたら 並べてみようか

ちゃんと咲かないかもしれんけど…

全体的に 黄色くなったやつは 開かず

萼の 緑の色のまんま ふっくらしてくると

黄色いお花が 開く

うつくし♪

わたくしも 生で食べて なかなかいい感じ と 思っておるが

母も あんちゃも

「調理してから出してください」だそうで

そうしてますけどね

今朝は 寒の戻り ぼた雪

身体冷やさないようにせねばね

7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その29

2023 年 3 月 17 日 金曜日

「今読んだ」テーマで ずっと続けとる

7days…は 形骸化だ

近場に積んであるの ぐいぐい読んでるが

積ん読サグラダ・ファミリア あまり変わらず

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その29

『ぼくんちの震災日記』佐々木ひとみ 作 本郷けい子 絵(新日本出版社)

佐々木ひとみさんの お連れ合いは

わたくしの パントマイム お師匠 まんちゃんに 初めて会った その場に 居合わせた方

そこにいてくださったからこそ 出会いの彩りが 愉快で 大切なものになったのだった

イベントの帰りに

家まで送っていただいたのに

共に 好きな作家について話していて 止まらず

何時間も車中で 話し込んじゃって うちの人々から「怪しい車が エンジンかけたまんま 家の前におる!」なんて 騒ぎになったことあったっけな

その後

あんちゃが かつて おともだちたちと 自費出版した 絵本の書評誌を ご夫婦それぞれで 受け取って 読んでくださって

とても 的確 賢明なるご意見を 聞かせてくださったりしたっけな

初めてのエッセイ集(イギリスへゆかれたときのこと)も 手に入れたった

…という ご縁話は さておき

震災があったときにはまだ生まれていない もしくは

生まれていても ほぼ 記憶しておらぬ なんてな 年代の人たちにも 読みやすい

んなもんで わたくしも ふわりさらり と 読めてしまうかと 思いきや

いちいち うぐぐ とか

あわわ とか

なにか よみがえったり せり上がったりして

何度も 涙 拭き拭き 読むこととなったのでした

登場人物たちと 同じではないけれど 似たような 被災で

だから余計に 書かれていることに 誘発される その時の思いやら なんやらが 膨らむのだわね

でも 被災から 縁遠いとこにいる と 感じている人にも 受け取ってもらいやすい やさしい ものがたり

やさしさの 向こう側には ちゃんとそのときにあったこと 津波や 原発事故などにも触れて

その先へ 心が向けられるよう さり気ない橋渡しも おさえておられる

「たいへんな日々」を 「がんばった日々」にするために。

震災から ひとまわり 十二年

いまさら ではなく

あの日から始まった日々のこと

いまでも つながっていること

いきていくこと

あらためて 日々を大切に と 思う