仙台YWCA 東北弁落語会

昨日は 仙台YWCA 東北弁落語会「六華亭遊花の世界」でありました

「なんではやめにおしえてくれなかったん?」て

何人かの方から 叱られまして

…ごめんなさいまし

お知らせしなかったわけではないのですけどね

わたくし 宣伝せずとも すぐに 定員埋まっちゃうのが 六華亭遊花さんの 高座 なもんで

ホームページブログや 顔本にては 未告知

きっと次は もっと早めに おしらせいたしまする

遊花さんとは 二十年近く前に

とあるイベントの中で ご一緒したことがあった

総合司会としての 遊花さん

わたくしは 合間に ぶんぶんのコミックマイムショーとか ロービング グリーティングだったかな?

そんななか 現場で ちょ とした トラブルみたいなものあり

主催者さんと イベント企画の方との ごちゃごちゃした感じ

どうしたらよかんべ!?のときに

遊花さんが

「あっ わかった ここんとここうしとくから〜」と さらりとすくい取り

すべてがうまく流れるように つないでくださったのでした

そのさりげないけど もんのすごい 気遣いやら 現場力

惚れ惚れほうぅ と 眺めさせていただいたのでした

そののちは イベント現場で すれ違うばかり(舞台横ちょから ちらりと聴く とかね)

角田の田園ホール寄席にも 何度が来てくださってるてのに やはり おうかがいできず

だから今回は 企画に関わり 司会という役回りありつつも

じっくり お噺 聴かせていただくの 初めてなのでした

んもおおぉ

好き♪

始めに言っとく(愛の告白かよ!?)

たっぷりのまくらに

なごんでやわらいだあたり

すううっと いつのまにか 吸い込まれてゆくような 噺の 入り口

気持ちの形がそのまんま あらわれるような 方言だからこそ

余計に 噺の世界が 空気が 肌身に 触れる感じ

たった一人なのに

艶っぽいおきくさんが

ばあちゃんが

かめきちが

呑んだくれてた父ちゃんが

間抜けな泥棒が

確かにいたのだ

あぁ まんじゅう食いたくなった

腕に垂れるみずみずしい梨が食いたくなった(代わりに 帰宅後 桃を食うた わたくし)

しあわせな余韻が ずううっと 漂っていた

かつて 週一 パントマイム稽古で お江戸に 通えていた頃

稽古始まるまで 入り浸ってた 池袋演芸場で

あれこれ聴いてたけど

ずっと 余韻が 漂う 噺家さんてのも 

なかなか 出会えなかった(さん喬さんや ハトリミームラボに 一時期来ておられた 一九さんとかは 格別だったけど)

なぁんだ 近くに おられるではないのよっ!と

うれしくて

また 噺にひたひた浸りたいなぁ と 思い改めたりして(聴こえの問題で 離れていた…てこともあるのだが)

うれしいうれしいひとときでありました

きっとまた 企ませていただきます〜

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