7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その54

7days…て なんだよ!?てなくらい 

形骸化させちまってるけど

タイトル きーぷおん!

今年はもうこれでいくかな〜

近場に積んであるの ぐいぐい読んでも

積ん読サグラダ・ファミリア あまり変わらず

そりゃ また 買っちまってるからな

もう 買うなよ! 一生読みきれぬほどあろうが!!と 言いながら

本との出会い一期一会病…不治

新刊案内とか 誘惑多いしなぁ…

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その54

『女川一中生の句 あの日から』小野智美 編(はとり文庫)

ふとした 出会いで 響き合い つながり

震災のあった日から 二ヶ月後に 始まったという 俳句の授業

目を逸らしたい

言葉に出来ない思いが あったとしても

俳句という形に きっかけをもらって

思いを見つめる

ことばを探す

おしはかる

思い巡らせる

震災なんて ないほうがよかったけれど

あの日からの日々を

書き表すことで

思い耕され

いきてゆく力となったことだろう

「失った」だけではなく

失ったことを みつめてかかえてともにいきてゆく ということなのだな

編者の方が 俳句の作者である 生徒さんたちに 丁寧に向き合い 思いをすくい上げてゆく

ときには その境遇を思い 取材を躊躇ったりもなさったとか

しかし 出会うことで

受け渡し合うことで

また なにか 気づき 生まれゆくものがある

宝物の出会いだな と 思う

この本の印税は すべて あしなが育成会へ 寄付されるそう

あの日の 中学生たちは 今はもう 二十代半ば

よりよく生きていてくだされ と 願う

読後泣きぬれていたらば

3年ぶりに「女川から未来をひらく夏の文化祭」再開できるであろ…の ご連絡 いただいた

胸が熱くなる

これから だ

出会いをつないでいきていきたいと思う

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