‘歳時記’ カテゴリーのアーカイブ

昨日の豆まき

2022 年 2 月 4 日 金曜日

昨夜の 豆撒き

やるよ…て 伝えていたのだが

あんちゃが いつもより帰りが遅く

焦れた母が「おかさん(母 自分のことを おかあさん と 言っておる)歳女だがら おかさん撒っから 豆撒きしたら ばんげの いだだいだ 恵方巻 早ぐ 食うべんわ」と 言いだし

おぉ 意欲的♪

んだらば 二階は無理としても あちこち 部屋に 車椅子 押していくよ と 言ったら

「ほいづは やんだぃん 茶の間だげやっから」ですと

あ〜はいはい 口火切てな感じ

やってもらいました

あとはすべて わたくし一人で

父 豆撒するかんね〜と 伝えた時 うなづいたものの

おには〜そとおには〜そと ふくは〜うちふくは〜うち おにのめだまぶっつぶせ〜!言うたら

ベッドの上で 目をぱちくりさせてた

にゃんこらは おっかなびっくりだったものの なんだなんだなんだ と 距離置きながら ぞろぞろぞろ と 後ろついてきて

立入禁止部屋に 入らんように阻止しつつ

どうにか やり終えましたる

今年も 母 おともだち おおてらさんが 足腰辛いのに 杖を付きつつ うちまで 恵方巻きを 届けてくださったの ありがたくて

ちょっと 涙ぐみそうになりつつ いただきました

涙ぐみそうになってるとは思えない 

「魔除け」といわれた むしろ 鬼?なる わたくし

鬼の外 内は福…なんて こそっと 言ってみる

うひひ

節目

2022 年 1 月 15 日 土曜日

昨夜は どんと祭

正月飾り まとめて 手に持って

家の周りを「や〜ほいほいほい〜!」と 叫んで回ってから

神社に 焚き上げてもらいに 行く

例の如く むづぉ〜さん(じいちゃん)乗り移ったように 声を張って 叫ぶわたくしと

その後ろを かわゆく「やぁ ほいほいほいっ♪」と囁くように復唱して ついてくる あんちゃ
 
じいちゃんのとき 胸張って「や〜ぁ ほいほいほいほい〜!」と もっと 太く長く言ってたよなぁ

でも 今や 誰も周りでやらないから こそこそな気持ちで(でも「声でかくて 恥ずかしい」て 言われる)

時間だって 真夜中じゃないし

あかつきがゆだって 食べたくなさそうで「せめて 餅は 入れないでほしいな」なんてこと言われちゃって 略式餅なしにして 焚き上げに行く前に 食べちゃったし

あれこれ 時とともに 形を変えておるからなぁ…

「や〜ほいほいほい〜」てのも

イベント的裸参りでは やったりしてるようだけど

個人的に 家でやってる…てのは 今では うちの周りでは 皆無

引っ越しする前は うちで じいちゃんが時報(十五日の 0時)とともに 発声はじめ

それに呼応するように お隣さんが やりはじめる…て

普段 起きてない 真夜中に ご近所さんたちが ぞくぞくとでてくる 歳時祭事催事♪てな 高揚感 あったんだよなぁ…なんて

毎年 郷愁に 浸ってしまう

まぁ いいや

それでも なんとか 片鱗の形をとどめている一区切りに 行ってまいりましたる

まだ 夜8時前だってのに

参道の 竹灯篭も 片付け始めるぞ…な雰囲気になってたりして

しょうがないことかなぁ

翌日が休日じゃなくなってるし

遅くまで 見張りなさる方々も 大変だろうし

これはこれで ありがたいことなのだよな

来られぬちちははの 身に纏うものも 焚き火の煙に当てて

昨年おろそかにしてた 神棚周りの 貼りものも 受けて

おみくじは 大吉で

よかったよかったまたみんなでたのしくやっていこうねあらためましてよろしく なんつって

気が緩んで 帰りに 買い物しちゃって

温まりながら 懐寒くなったり いやでも なんとか乗り越えていくぜ!て 熱くなったり

そんなこんなな 節目 どんとさいでありました

丸森の 輪通し

2022 年 1 月 5 日 水曜日

正月の 各部屋飾り(輪通しというのね…)

今回は 丸森の 八雄館で 買い求めた

そこいらの スーパーマーケットなどでも おんなじお値段だけど

格段に すんばらしいやつ

それなのに 4日になるまで 飾ることを 失念しておった

あわわ!なんつって

新年4日目にして 飾りました

今年もそんな風ですかも

新年も 頭 おめでたし

ふねをながす

2022 年 1 月 4 日 火曜日

本日 ちらりはらりと 雪が 舞っておりますが

昨日は 晴れてた

風は冷たいけど

照らすおひさまに あたためられて

初夢 宝船 流しに 行ってきましたる

近年稀に見る 着水の 滞りなさ

見事に 水面へと 十四艘 舞い降りて

海へと向かいました

途中色々あったとしても

まぁ よろし

帰り道 ドラッグヤマザワで 初買い物

同級生「とすこちゃん」が ぴかぴか笑顔で 出迎えたくれた

買い物 リュックに詰めようとしてたら

「怪我したときのためにっ♪」て

試供品をくれたのだけど

まさに日々必要な感じのもの

もしや わたくしの ぼろぼろ指先を見たか?

ケアリーヴ 高くて

似たような 安いの買ってたのよ(別のところで)

ユースキンは パントマイムお師匠 はとちゃんから おしえていただいて かつて 用いてた

これの匂い嗅ぐと あぁ はとちゃんにあいたい!て 改めて思ったりするのよ

買い物以上の ものやら思いやら いただいて

足の付根は 相変わらず 痛むものの

うきうき 帰路

誰も割ってない 日陰の 薄氷 

ぱりり なんて 踏んで

軽やかにゆこう と 思う(からだはおもたいんだけどね〜)

十四艘

2022 年 1 月 3 日 月曜日

昨夜 1月2日夜は

森んち 初夢の日

回分和歌「なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」書いた 宝船こさえて

枕の下に入れて 寝ました

来るあてのない 気まぐれ通い猫の分も入れて

十四艘

みんなの 宝船 回収したら

阿武隈川に 流しにゆきまする

のろりとしたく

2022 年 1 月 1 日 土曜日

正月準備

のろり と してましたる

しかし 何日までにこれやらなきゃ!てな思いは

ほぼ 手放してしまってるもんで

間に合ったり 

間に合わなかったり の

まだらな感じ

謂れのある 伝統的なことなど

きちんと引き継いでおらず

まあ もともと 色んなもの混ざり合って 森家ならではなとこも 多々あるので

あまりこだわらず

しっかり伝統つなげる人たちに そっちはもうまかせた

…てことで ある程度 伝統っぽいけど

謂れや 伝統が 始まるところ みたいな気持ちで 設えてみる

手前勝手な「ただいま」の場所 那須町 豊穣庵の かっちゃんから いただいた 竹の 花器に

奔放なる勢いの かいづかいぶき(昨年これでリースみたいにした)

苔むして 息絶え絶えと見せかけて にゃんこらのよじ登りにも耐えて したたかに息つなげる 松

難を転じる 南天

地味だけど 蜂たちに 大人気の やつでの 花実

花をちょこっと切っていけといたら 花落ちたあと 枯れたと 見せかけて 根っこ出して 生命力ぐいぐいの つつじ  

そんな方々に 正月の 幕開けを彩っていただきました

守りゆくこと も

見出してゆくこと も

よろこびをもって 参りたいという気持ち込めたつもり

ま 伝統の始まり とかいっても すぐ忘れるんだけどな わたくしってやつぁあ

それもまた 日々新なり てことにして

今年も はっぴ〜ご〜らっき〜♪

ゆず足湯

2021 年 12 月 23 日 木曜日

昨夜は 柚子湯にした

風呂で ではなく

バケツで

父は 手

母は 足

あんちゃは うろうろするわたくしが 漂わせた 柚子霧を もわん と 全身に ミストで 浴びたことにしよう

イレギュラーだけど

気は心 つうか

健やかにあれ

中秋の名月

2021 年 9 月 22 日 水曜日

昨日 の 中秋の名月

藪庭に すすきも 生えてるので

わざわざ 活けることもないかな と 思ったものの

母の 視界に 入るように と

何本か 切って

縁側に 花瓶置いて 活けた

…らば

案の定 にゃんこ仔っこらが じゃらけてとびついて

挙げ句 花瓶倒して びたびたび〜

その後 お供えた 枝豆も つまみ食いしやがりましたよ あの子らは!

共に お月見 楽しみました てことでしょか

北海道ものだけど

秋刀魚 初物

東向いて 笑って食べましたる

さびしいきもちは どうしても 浮かんでしまうけど

そんなこんな ざつざつどさくさと 愛しい日々を 暮らしてゆけていること

確かな今のこと

のがさずにゆこう

お彼岸 あんこ ニュージーランド

2021 年 3 月 21 日 日曜日

昨日

朝 炊いた ゆるい あんこと

庭の 柳 椿蕾 持って

お墓掃除に 行った

まだ さほど 暖かい日々ではないので

草繁りは なく

すぎな つくしの ちょちょいと 頭のぞいてるとこ

根掘り根掘り根掘り

来月の ばあちゃん命日まで また ご無沙汰しちゃうだろな

望んでいたであろう 墓守とは まるで かけ離れているけど

できる範囲で やらせてもらうね なんて

身勝手なこと言って

供えたばかりの あんこを 平らげる

自己満足だけど

それが誰かの 満足にも 波及してくれれば 御の字

曇りから 小雨に 移り行く空

きっと 必要な 潤い

今時 南瓜なんて 季節じゃないのに

見切り品ワゴンにて 90円

買った

ニュージーランドもの

日本ものより 海外ものが安いのは

規模なのか 物価なのか 手間隙なのか?

船旅か 空の旅なのか

格安航空券で調べても

片道 40000円 超えてるよ

…まぁ それは 人の 運び賃だけど

南瓜が わたくしだとして

空輸されて 航空運賃分賄うとしたら 470近く に 切り売りして やっとこで

でもこれまで育つにかかった費用は…とか 考え出したら

なんか 途方もなくて

おいおい 己を切り刻むなよ とも 思い直して

計算やめた

なんにせよ はるばる ここまで お疲れさん ありがとさん なんつって

あっさり塩で 茹でて いただいた

遠い国

でも 同じ地の上

まんまんなかでは 地続きのことを思う朝

魔除けにどうぞ

2021 年 2 月 3 日 水曜日

「魔除けにするから かぶりついたとこでもいいんで写真送ってください」とは

「もりあやこ魔除け」説 蒸し返しだな

かつて 何度も いったりしてる話なので はしょりますけど

いくつかの 難のがれのはなししたら

旅先で 必ず アクシデントにみまわれる…という人が

こっそり 新婚旅行にいくとき わたくしの写真を パスポートに しのばせていってみたら なにもなく無事に帰ってこれた…と

事後承諾的に「おかげさまで」と 報告されたことがあって

わはははは 魔除けかよ と 笑った話

その話したらば 別の人が トラブル続いて お祓いでもしようか と 思っていた時期 また こっそり ためしに わたくしの 写真をしのばせてみたら…とか

そんな話

信憑性にかける 都市伝説(田舎伝説)でしょけどね

もし なんにゃらかの 役に立つならば どんぞ と 送ってみる

お二方から 恵方巻きをいただいてしまって

思わず知らず恵方巻き祭りでした 昨夜の 写真

うなされませんように