くろひめさん

昨夜

へっとへと~ の ずんぶ濡れ~♪と

己を笑い飛ばして 歌うしかない 帰り道

宿に戻ると しばし 倒れ込みたいのを 我慢して

「ずんぶ濡れ」の 鞄の中身

拭いたり洗ったり 乾かす試みをしましたる

うっかり鞄に入れて出掛けちゃった 買ったばかりの 足袋(from 新津の素敵お店 Wayou さんとこ)やら

唯一持っていった着替え…変えパンツ(下着のね)

身に付けているものよりも ずぶ~ん てな 感じでしたもんで…

とほほでやんす

なんとか そこいらに干して

お茶など 飲んで ふうううぅ と 長いため息ついたのち

ぺっこぺこぐうううぅ と 鳴る おなか 撫でつつ

よしよし待っとれ 今いくぞ と お外へ

日曜の夜 てことで

土曜よりも し~んとした感じ

何処か開いてるところ と 思いつつも

遠出はもう勘弁気分だったもんで

えびやさん 並びの 

やまねさん ならびにある「くろひめ」さんへ
http://itoigawa-kurohime.jp/

一階が 食材スーパーになってて

上が 居酒屋やら 宴会場やら…

ビルそのものが くろひめさん

一人でも 入れてもらえるのかどうか 

また どきどきして 階段上ったら

静かな お店の奥から 優しげなおにいさん 出てきて

カウンターになってるあたりでも よいですよ と しめしてくださった

糸魚川の 町をあげての「地元お酒推進愛好」ぶりが しみじみ 伝わった ここ二日 

ビールでなくて やはり 糸魚川の お酒でしょうよ ここは と 迷いまくり

まずは 鮃のお刺身と 五十嵐豆乳豆腐

呑みもんものまんで ちみちみいただいたおかげで

じわん と 味わいました

豆乳豆腐って 当たり前では?と 思ったけんど

いわゆる よくある 豆腐ではなく

胡麻豆腐系の くにょんくにょんの 舌触り弾力

酒の肴というより デザートっぽい…面白いね

んで くにょんの 舌触りたのしみつつ 

酒の肴になりそうな「幻魚の干物焼き」追加

お酒は リニューアル記念の「糸魚川の お酒3種利き酒セット 越の丸茄子田楽付き」で 始めました

謙信 月不見之池(つきみずのいけ) 加賀の井…

んまぁこりゃ 充分だぁ

それぞれ持ってるくせが 呑むほどに 馴染んでくるのね…単なる 酔っぱらいか?

わたくし親戚の 新澤醸造店の 伯楽星…究極の食中酒と うたっておりますが

このお三方も 食べ物を 邪魔しない感じ

んでまた 幻魚の 焼き物が 酒 進むこと!

充分だぁ♪とかいってて

翡翠…も 頼んでしまいました 

むうぅ 危険

(幻魚について よろこびと 残念が 吹き抜けたること…は また のちほど)

しかし この「翡翠」は あまみが どっしりしてて

食べながら 呑むというよりも

これだけで ひやひやん と 呑むか

デザート的に 楽しむお酒と言うか…

勝手な感想

…なもんで この瓶 持って帰ってもいいすか?なんて 失礼なこと 訊いてみたりもして

「なんでそんなこと訊くのすか?」てな 不思議そうにも 見える表情の おにいさん

「ど~ぞ どうぞ♪」と 快諾いただきました

…なもんで 安心して 締めの?「糸魚川 B級グルメ推奨 ブラック焼きそば(謎のブラックスープ付き)」注文

まぁ 予想はしてたけど 黒の由来は あしがいっぱいある あのこのあれ…烏賊の墨でした

見た目のインパクト よいね♪

焦げるほどに 焼いた麺と 具と 餡掛けの 均衡

駄菓子 ベビースターラーメンの 香ばしさを 思い出して 

なんだか 取り澄ましてない感じが

別腹を 発生させて

気軽に ぺろんと 食べられる

しかし 気軽に…なんつってると ブラック飛沫に やられるで 注意が必要

手拭いで よだれ掛けなど してみました

ほろ酔い 気持ちよく回って ぽややん としてるときに

言葉かけてくださった おにいさん…森原さんとおっしゃる…も やはり

糸魚川のあちこちで 受けとる 柔らかで 心地よい 空気感のようなもの お持ちで

なんだか 嬉しくなっちゃいました

また 来たい店が 増えちゃったなぁ

なんて 贅沢な 悩み

糸魚川らぶ♪が 更に 濃く 染め重ねられてゆくのでした

昨夜 初めて食べましたる おさかな

幻魚

のろげんげ と よばれる 深海魚の 仲間

もともとは ぬるんとしてるし 売りもんにならんし…と 棄てられとったそうです

この子の 干物焼きの 酒の肴っぷりときたら

冷めてくると 固くなるものの

それを 酒と共に 口に含んで

ゆるゆるゆるゆる 

海の底に ゆっくりと 潜りゆくような なんつって

また 食いたい♪

しかも!尾頭付きですから

おたのしみの 耳石 探索もあったわけで

見つけましたる

鯛とかの うっすら花びら系でなく 石持の 山型に 近いかな…

一ミリもない 小粒なれど

その しっか!とした 存在感

嬉しひ♪

早速 お手拭きにて 清拭し

紙にくるんで 仕舞いました…はずが

落としました どうやら

…しくしく

でも また きっと手に入れて たべたい と 思ってるから

今度はしくじらずに ちゃんと 保存したいと 思うのでした

写真には 撮ったから

それ見て あのこらの 深海の記憶なんか ちょいと よみとるきもちで 思い巡らせてみる

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