雨の日に浜へ

雨の日に

浜に出るって

どんな人なんでしょ?

自分で やっといて 何言うか?ですが

ひすい海岸て 言われてるわけだし

石拾いなんて 珍しくもなんともなかろ と 思いきや

だぁれもいなかったもんで

つい 人が あれこれ考えるんじゃないかな…なんて 思っちゃいました

まぁ ぶっ飛ばし車は あるものの

海岸眺めるような人も いない天気

そんなの 杞憂でしょうけどね

かえって のびのび 埋まったり拾ったり てきるわはははは♪なんて

じゃかじゃかやってたら

一人 長い棒をもった おぢさん登場

しゃがんだり屈んだりせずとも

石ざくざくできる棒だなそれは…

カッパ着て 慣れた手つきで じゃかじゃがざくざくしてた

石拾ってるようでもないんだけど

貝とか魚でもなさそうだし…

わたくしみたいに やみくもに あれもこれも拾うでなく

選りすぐり中の 選りすぐりしか いらんのかもしれないな

そんなこと思い わたくしも 見習おう と 思ったのに

切り上げよう…と 思っては とどまり

帰るか…と 腰をあげた 次の瞬間に お♪てな 石を見つけ

切りないったら!

しかも ちょいと 雨小降りになったら んも 傘なんか ささんでもよい♪と

ビニール敷いて 座り込み

じゃがじゃが 再開

以前 じゃがじゃがのお陰で 指の指紋が消えかかったもんで

シャベル持ってきた てのに

やはり 手で じゃがじゃがやったほうが

みつかるんだわ 

たのしいんだわ

いっそ 海で泳いでしまえ!てなくらい 濡れたりもして

暗くなってきて

石の色が よくわからなくなってくる 一歩手前で やめた

案の定 がっつり 重たい 荷物になり

ううううう とか 言いながらも

でも これがやりたくて来たのだからな と

宿に 辿り着くまで 遠かったものの

心頭滅却 

いつかきっと辿り着く…と 呪文のように唱えて

奮起しましたとさ

しかし シャベルと長靴と傘とが
 
雨蛙色統一

そんなつもりなかったのだけどね

けろけろけ♪

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