鍛えられろ おれたち

午前中仕事を 休む と 告げると

ぴち関連のことだな…と 思って 込み上げたのか

めそめそ声で 母「ぴっち 帰ってくるといいねぇ…」と 

役場とかも 行ってみる いろんな覚悟もしなくちゃないし…なんて

冷たい言い方みたいになってしまったりもして

ほんとは さっきまで めそめそしてたのは わたくしなのに…

デイサービス出発支度整えてるとこに

半ば 乱暴に 母の靴など 床に 投げ落とす 父(指の痺れなんかのせいもあるのですけどね それにしてもね…)

母が また ぴちのこと めそめそ話し出したれば

「なんだ!また…おれだって!」と 強い口調で 言ったきり 黙り込んだ

泣きたい気持ちを 食い縛る歯の奥の奥に 封じ込めてるような 父の思い

わかってるよ

みんなそれぞれ ぴっちっちっを めんこがってた 日々の 大きさ重さを 引きずるようにおる

きっと それは 日々の鍛練みたいなもので

大きさ重さを 引きずる 気持ちの力こぶみたいなものが できてゆくのかもしれない

鍛えられろ おれたち!

そんな あほうなことも 混ぜ返しながら

泣き笑い

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