さがすさがすさがす

ちょ と 離れてるとこだけど

ご近所さんといえば ご近所さん

母の 同級生「しずのちゃん」ち

母から「あっちまで ぴっち 行がんねぇべげんとも こごぃらの巡回員みだぐ 情報網ある人だから チラシ持って 行ってこらぃん」と 言われ

一応 行ってみる

「おんなじような模様の 若くて慣れっこい猫が この間そこいらにいたっけな」と しずのちゃん

いやいや うちのは お歳召してて 人見知りで…といったら

「あぁ んだったね ぴっちちゃん?慣れこぐねがったっけね」

母の ちぎり絵生徒でもあるもんで 

かつて 母が『お気に入りのロッキングチェアーで』という 大作の モデルにしたことも よく覚えててくださってる

「いろいろ ほら 歳とっとね…んでも 心がけとっから…五十鈴ちゃんに よろしくね」と 

そののち 行きたいような行きたくないような…でも これもひとつの 安心に繋がる…と

市役所 生活環境課へ

事情を話し

先週から 獣の 事故とか 処理依頼 迷子報告など あったかどうか 訊ねてみる

なかったとのこと

チラシを受け取りながら 何か 情報あったら 保健所とも 連携して 連絡してくださるとのこと

ふぅ

帰る道々

人見知りだけど お腹すいて へとへとになって 若猫ぶって 人に愛想振り撒く 術など 身に付けてたら楽しいのにな なんて

想像しつつ 楽しい気持ち…一瞬だけ 

湿気った花火みたいな 心持ちだな 

ははは なんて

笑って 乾かしてみる

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