STELLAの気分じゃなかったのに

なんとなく もやっとした気分だったので、今日は 香りなんぞ 纏おうかと 「STELLA」 (ステラマッカートニー・フランス製)を ちょっとだけ・・・のはずが、持ち方反対にして 手のひらに 大噴射!
しまったあああ・・・とつい 腹の辺りでぬぐい、そのきつめの匂いに 半日ぐったり。
そうだった、この子(香水)、こんな性格だった・・・
いや、初めの印象(トップノート)は きらきらした感じでいいような気がするんだけど、ずっと一緒にいると疲れてくんですわ。消えかかり頃 やっとほっとしたりしてね。
薔薇系の香りを探していて 出逢った香水だけど、どこが薔薇なんだか・・・。
ちょっと前に読んだ「世界香水ガイド☆1437」ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス(原書房)には 「やたらとNOを連発してしまう女性のためのフレグランスだ」なんて書いてあって 笑った。
辛口で冷静なガイド・・・と思いきや、著者の個人的な好みや 思い出話なんかにも出くわして 人間臭いガイド。
ま、人が書くもんですからね。
ちょっと日本文化を小ばかにしたとこなんざ 小腹立つけど 面白かった。
ワイン評論家よりかは イッちゃってない 喩え方。
何でか スペインの香水が載ってない。ARMANDO BAJI とか LOEWE のやつ。手元にあるから、なんて評するのか聞いてみたい。
他にも、フェラガモとか鼻にもかけないんですかね。私好みでないが。
ずっと探していた匂いがあった。
 どうやら ばあちゃん愛用の香水だった。
GUERLAN もの・・・お上品奥様系ざます おほほ。
あとまだ 探し当てられない香りもある。
上品だけど 成金でなく あからさまブランドではないけど質のいい鞄なんぞ持ってらっさる女性が 纏っていることの多い 香り。直接訊く手もあるんだろうけど、ゆっくり探す。
探偵みたいで 楽しい。
初めは「この匂いなんだろう」から始まったけど、ちゃんと香水の勉強をした 販売員の方に話を聞いたり、マニアックガイド読んでるうちに、より複雑な匂いや、廃盤になったもの、なかなか手に入らないもの(モロッコ本店だとか、パリ空港免税店のみ販売)が欲しくなってくる。・・・かぶれやすいわたくしであった。

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