続「もじゃぽなす」問題 

角田弁 わからぬ方 すみませぬ。
再び 「もじゃぽなす」さすところの意味合いに疑問あり・・・てことで、メール転載
<以下メールより 抜粋>
<<「ものを粗末に扱うような様全体を指して・・・」に反論ということでもないんだげんと、厳密なる角田弁ネイティブとしてはビミョーなるニュアンスの違いにも気がかりひっかかりが・・・。
私の中に染み付いてる「もじゃぽなす」はもっと特定した、ナンてゆうか「ものを大事にできないしないダメな人(状態)・・・」っていうこと。昔よくものをなくしたりこわしたりして、母親に「あんだは五十鈴や小波と違ってもじゃぽなすなんだがらっ」っていつもいわれてたんで、そういうことだと思ってたんだ。
で、この語源について考えてみました。
「持ち」(自分の持ってるもの=所有)を「放す」(放り出す=大事にしない)で「持ち放し」→なまって「もじはなす」→さらになまって「もじゃぱなす」→さらにさらになまって変化して「もじゃぽなす」となった・・・。この新説いかがでしょうか?
それにしても45年以上も角田を離れている人間が何をいまさらって感じだけど、ムキになってしまうんだよね、なんでか。
こだわりの角田弁ネイティブ>>
文中の 五十鈴は わたくしの母、小波はその妹で わたくしのおば・・・差出人は そのあいだっこの 多美おばです・・・内輪の話ですんまへん。
状態をさす・・・といっても、ちらかしたりするのは 結局人なので、現象のみをさすのでなく その人もひっくるめてさすんだろうな・・・とぼんやり思ったりはしてますけんど。
昔っから されかまねえ ほでなす・・・な わたくし、
脱いだ服そのまんまにしてて よく ばあちゃんから「なんだべ もじゃぽなす、ちゃんと 畳まいん」と 言われてました。
それだけでなく「もじゃぐったまま 置がねで」とか「もじゃぽなすて なんだいん」てないいかたもあったので、「もじゃぐる」という動詞があるように
「もじゃぽなす」が 「ぼけなす」「ほでなす」など だめだめな感じの人をさす 名詞から 動詞に転じて 状態をもさすようになったのかも・・・と思ったりしてます。
もじゃぽなす→もじゃぽなすする ≒ お茶→おちゃする て感じ・・・違うか。
身に染みている 言葉って、ん?違うんでね?て思うと こだわりたくなる感じ わかりまする。
ただ、それぞれのうち独自の発展があるように、うちのばあちゃん周辺て、独自の 言葉遣いがあったようなんで、市場調査が叶わぬこともあり、ほんとのところはわからんのですけど。
 

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