


牛太郎(うしたろう 去勢済 17歳)
ほとんど動かず
それでも 前足を握ると 爪を にうっ と 出すような反応があったものの
夜には それもなく
うぅ これはいよいよなのか と
覚悟していても
やっぱり あれこれ思って
思い出して
あれがよくなかったのかこれがよくなかったのかどうすりゃよかったのか…を もりもりと 悔やんで
また 泣く
立ち向かえるように わたくしも ちゃんと 寝なければ と
うしの 横に 己のスペースこさえて(他に 二匹にゃんこの間掻い潜るようにして)
添い寝
しかし 何度も 起きて
うしの 腹のあたり 呼吸してるかどうかを 確認して
かそけき感じとはいえ まだちゃんと動いてるっ!なんて 安心して
あんまり 触られたりもぞもぞ布団動かされても 何も言わんとしても うっし〜も うぜぇ とか 感じてるだろうよ…寝ろや!と 己突っ込みしつつ
また 涙ぐんで
めんどくせぇ 自分
あまりに 鼻も 乾いているので
未明 2時頃に 人肌くらいの白湯を シリンジで 口に含ませようと 試みる
正面から…は 頑として 開かない
歯周病などで 触られると嫌がるのも そんな反応もなくなってる
それでも せめて…と 口の横から ゆっくり 湿らせるように 流してみたら
飲み込むように 喉が動いた
こりゃ やってみて良いのかもしれない と
トータル 5ミリリットルくらい 入れた
すると もう動かないのかも な 身体を 自分で 擡げて 寝返りよたりふらり と やった
うぉお!
朝方までに 数回 自力で 動いたりもしたので
7時頃 また すこぅし シリンジで 白湯
また 動きが あった
いいぞ!
いつまで経ったって
覚悟決めようとしたって
やっぱり 生き続けてほしい気持ちは あるもので
それが こちらの「いてほしい」エゴの押し付けにならない程度に
生きていられるうちは生きていてほしい と やはり 望んでしまうのよ
朝 起きたのち あんちゃから「また泣いたの?」と 苦笑いされた
海老水餃子状態の 瞼 ばればれ
ま そんなこんな うろうろもたもたじたばたしながら
添うてゆく
切り干し大根の 煮物でも 作ろうか
干されたのち
水で さらに美味しく戻る ということに あやかりたい気持ちが ちょっとあったりもして
やはり まだ あきらめない