また 少しずつ 生まれ直してゆく

本日 仙台YWCA 学習支援「こどもべや」の春休みミニスクール

なんのお手伝い的なこともできぬまま 

お昼ごはんの ちょいと前から 参加するという

なんか ずるっこみたいな わたくしでありました

一応 お約束としては

午後の お勉強時間の後に パントマイムコーナーを担当する てことで

ちょ とした レクチャーみたいなもののあと

作品『「わたしたち」の へいわ』(旧題『さがす②』)を 観ていただいた

もちろん 共に そこに流れていただく音楽は 重松壮一郎さんの『忘れ得ぬ記憶』

この物語を やるのは 3回目かな?

こことこ 感覚を 蘇らせるために 音楽をかけようにも 

CDデッキが 怪しくなっており

家で 音楽とともに 稽古的なこと できず

CDかけられるのは あと カーステレオ

しかし これも 時々 ものすごい ビート打ちながら 再生するようなことがあり

不具合道を ぢわりと すすんでおる

これはもう 新しい機材を 調達するしかないかな

そういう時に限って 先立つものが 立ち上がるどころか すわりっぱなし 寝っぱなし

ほとほと 困っておった

でも なんとか 昨日は ご機嫌斜めにもならず カーステレオ 作動してくれそうだった

しかし だ この曲は 車で 初めて聴いて いきなりどどうっ と 涙が出てしまってびっくりして 路肩に停めざるを得なかった…てな もので

気をつけないといかん

いや…でも 何度も同じことにはなるまい

そんな感じで 出張タップ稽古の 帰り道に かけてみた

涙 やはり 出てしまうんだなこれが

しかも『「わたしたち」の へいわ』の ものがたりのなかの「わたし」の 思いも巡って

運転している時に あるまじき表情にもなりがちで

危ない危ない

んで 本日

未就学さんから 高学年さん

あとは ボランティアの 学生さんやら 人生の先輩方まで 幅広い方々

あかりも なしの べたな 部屋で

近いところで 観てくださっていて

それでも 物語の扉を開けると

そこにみているひとがいるのはわかっているけれど

こちら側の物語の時間を 生き始めているのもわかって

以前 なかった ものがたりの 詳細の ひとつ ふたつ みつが 浮き出てきて 

あぁ 生まれ直しているなぁ なんて 他人事のような感覚もあり

わかっているようで

実際 その時になるまで わからないことって あるもんだなぁ て 思う

観て

思いを 受けとってくださって

また 感じた思いを 受け渡してくださって ありがたくうれしかった

まだまだまだまだ 足りないけれど

懲りずに これからも さぐりさぐり 思いを あらわしてゆけたらいいなぁ て 思う

汗だくだくで 

結構な 塩味へろへろもりあやこ状態で

帰路 劇混みのなか ねむねむになるかと 思ったものの

若干 ものがたりのなかの「わたし」が 名残っており

気持ちが うろうろと 何かを探しているような感じで

眠くなることもなく

美しい 暮色など 眺めつつ

ねぇ うけわたしたりうけとったり なかよくわけあっていきあっていくほうがいいよね と

だれにともなく 話しかけるようにしながら

帰った

また こうして 届け合う機会を作ってくださったこと

ほんとうに ありがたいです

ありがとうございます 

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