庭の千草

昨年 あんなに 頑張って 根こそぎ 抜いた…つもりの 蓬らが

また ぞくぞくと ういういしい芽を出してきて

芝生どころか 蓬生だわよ

でも おかげで 草団子作れるわよぅ…てことで

いくつか 摘んでみる

摘んだとは 思えぬ わっさわさのしげりっぷりのまま

1000株以上はあるわね て思い

つい『庭の千草』てな 歌の題名が 浮かんだりするものの

あれは 哀愁噛み締めつつも 気丈に生きんとす てな 内容だし…アイルランド民謡に『埴生の宿』の 里見義(さとみしげる)氏が ことばをつけたもの…

なんか 思い浮かべて並べてすんまへん なんて 申し訳無さに 苦笑いなどしてしまう

ほあほあ 産毛の新芽

湯がいて切り刻んで 擂り鉢で 擦っても

太字で「逞しき野の草だぜっ!」と 主張してるような 手強さ

さぁて どうなることやら

美味しくたけた あんことともに のちほど 草だんごにしよう

しかし わたくし 庭に出ると

「俺らの得意分野っ!」てなかんじで 飛び出してきて

足元駆け抜けたり

興奮のあまり 喧嘩みたいになったり

木に登ったりする 若にゃんこらがおる

くしゃみ鼻水は 多少残ってるものの 元気になった て ことだわね

うれしいよ

…あ そうそう ずっと前 庭にあったのに いつの間にか消えてしまって

そこいらの 野っぱらにも 見かけなくなった ナギナタコウジュ

さびしいのぉ なんて言ってたら

藤野の里から 種を 送っていただいた

昨日 やっとこ 庭に放ちました

ほかの 草ぐさに 負けずに 芽を出してほしいものだ

たのしみ

るん♪

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