へろへろ帰宅

宝船を 流しに 歩いて行ってみた

片道 ぴったり30分で 角田橋の真ん中に 到着

阿武隈川を吹く風は 南東からのようで

中洲の 真上あたりから 放れば なんとか 着水するであろか と

風を読んでからやったのに

二艘 橋の上に 舞い上がる

そういや 毎年 吹き上げる巻風みたいなもん あるのだったな

追って また その二艘も 放つ

先陣 追いかけるかと思いきや 

淀みの方にいくものもおり

どこにどういったか 行方追えぬものもあり

でもまあ そのうち 流れてゆくであろ

どれが誰の船だったかな?

いちいち わかったとしたら 

そこから なにか 意味を見出そうとしてしまいそうだから わからないほうがいいや

みんなそれぞれに 思いが叶う日々でありますように

おばたちに あげようとしてたのだが 連絡返信が遅くて 届けに行かなかったのと

包み紙から 切り出したので

必要より多めに できたのだったよ

こんな風習預かり知らぬ方々の 思いも叶えられたらよいな なんて 虫のいいこと浮かべたりもする

そういや 父の分ないのは 初めてだよね…と あとから 気づく 

それが直接 かなしい には 結びつかない

こうして 喪失状態が 日常になってゆくのだろうかね

鴨たちが ぎゃぎゃぎゃ?て

尻上がり 半疑問文みたいに 鳴いた

あまり 身を乗り出しすぎると 怖いので(遠くから 見るともなしに見てる 通りがかりの人や 車もおるようだし)

早々に退散

不具合の 股関節などまだ 悲鳴は上げてないけど

かなり もう 疲れてますから アピールありありなので

ゆっくりと 復路

途中 買い物もして 帰宅

たかだか 一時間二十六分の 道のりで 汗だく へろへろ

体力回復も 心がけねばならない と 改めて思いつつ

値引きになってない 〆鯖太巻き 蛇が丸呑みするみたいな勢いで 食べてしまった 

お茶でもいれようかな

コメントをどうぞ