謡いの里帰り

まだまだ 先週の 栃木県は 那須町 豊穣庵さんでの 収穫祭のことでありますが

主 かっちゃんから 収穫祭 来られるなら「踊りお願い」と 言っていただき

うわ〜 またわたくし 田んぼで 踊っていいのですか〜♪なんて 恐縮しつつ うれしかった

前に 踊って〜て 言っていただいたとき きっかけに

そこで 謡い みたいなものが 生まれたのだった

旋律と ことばとが

まさに 足の裏の そのぢびたから 生え

血を巡って 出てくるようだった

うおぉ 生まれる!な感覚

それが『那須町 豊穣庵 収穫祭 奉納舞「五穀豊穣」より〜ちのうた〜』として

別場所でも 何度かやらせていただくようになったやつ

はじめに生まれたときって

和服地 胴裏とか 用いた 白装束みたいなんに 着替えたのではなかったかな?

でも 今回 普段着のまんま

長靴はいたまんま

別場所でやったみたいに リズム音源 用いず

そこにいてくださる みなさんに 足拍子 手拍子 やっていただいた

土に 吸い込まれて

リズムが聴こえなくても

なんとなく 伝わってくる 弾む感じ

小寒いとこ

打ち続けるうちに 温まってくる みなさんの 体温とか 気持ちとか

愉快に弾んだ

謡いの 里帰りを させていただいた感じ

謡い 踊りの後

麻を 綯って いろいろなものをつくっておられるかたから

「なんか すごくよかったから これを…」と

吉祥結びの 麻を いただいた

前に 麻の 草履を 作っておられるのを見せていただいたとき

綯う時に 用いる 水を すごくこだわっておられたのだったな

どうぞ と 手にかけてくださったとき

さらりとしているのに とても いい 重みが すとん と 乗ってきた

多分 その麻は 豊穣庵 生まれのもの

同じ土から生まれたものが出会った…みたいな感じ

ちょっと じん と した

つながってゆくね

得難き機会を ありがとうございます〜

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