空白に 流れ込む

返却物

出せるもんは 玄関に 出しといて

介護用品 ふれあいの森さんと

酸素周辺 小池メディカルさんが 到着するまで

本でも読んで…と 思いきや

うすだーぷらこ(避妊済 3歳)が わたくしを クッションと 任命してきて

結局 にゃんこ呼吸 ふがふがしてるうち それぞれの方々 到着

「3年お使いいただいた割に きれいですねぇ」なんて 言っていただいて

そんなに しゃかりきに 清掃したわけじゃないけど

もしかしたら にゃんこらが 下に潜り込んで わちゃわちゃするたびに 軽く拭いたりしてたからかも…なんてな話になって

ちょっと 笑いなど 満ちる

がらん とした 部屋

きっと すぐに ここに何をどうおいて どんな風にやっていたかなんて 忘れてしまうんだろうな

忘れたくない?

忘れたい?

どっちでもなくて

とにかく また 日々 生きていこうというだけかな

その道道は きっとまた ないたりわらったりおこったり…いろいろで 

相変わらず 揺れながら だろう 

ふわふわん と してる 母に 声かけると

「からだいでぇ」ばかりなので

そろそろ 東北アララギ会 群山の 歌稿 出さねばなんねぇ 頑張って 書きなはれ と けしかけたら

またもや 病垂れ 痛いのなんのと お馴染みすぎるものばかり

大きいばってんなどつけて

父のこと 1ミリも出てこないの なんなん!?詠ってやれ うたっていかしてやれや!!と

鬼娘発動

その後 運び出された ベッド跡の くぼみを 拭いたりしてたら

その「がらん」に なんやら 感傷が ざず〜ん と 流れ込んできて 涙

おおぉう…

午後に かんぽさんとの 面談あるから 瞼水餃子みたいになるほど 泣くわけにはいかんのようぅ と

昼ごはんの支度に きりかえる

…の前に ちょ と 座って 珈琲時間

飲むもの 出るもの(鼻水とか…)で ぞずぞずしてたら

うすだーぷらこ 再びやってきて 肩登り

ぞずぞずなんていいから めんこがれ…てことか

はいはいはい と かまってたら

われもわれも!と さばちょび(去勢済 3歳)と みみげながながちゃん(避妊済 2歳)飯台に 飛び乗り

はいはい めんこいめんこい とかやってるうちに 

また 活力 満ちてきて

母とのご飯 支度

短歌は どうなったか…てぇと またもや 己の痛みに戻った 病垂歌なので

おめぇ も少しふんばれや と

ヒント 渡してみるものの

その態度が やはり 鬼だわ

やだわ

頭切り替えないといかんの わたくしだわ

ちょ と また 茶でも飲んで

朗らかに いこか

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