木造みのさん

塀傘のとこ

なにか ふるふるふる と 動いてて

近づいたら

父が 何かの折りに 削った 木の おが屑用いて

おうち こしらえた みのさんでした

ほんと あるものを 上手に使うね

藁と 木と 煉瓦屑など 用意して

三匹の子ぶたみたいに

三匹の 子簑…なんて 並べてみたい などと 思うが

みのさん的には

煉瓦は 塩梅悪いだろうな

そんな 夢想 浮かべて

一人 ぷかぷかしてた 夕暮れ

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