夜風
涼しくなったなぁ
そろそろ寝なくちゃなぁ なんて思いつつ
うだうだ ごろごろの 夜半
ふと 違う風の動き
気配?
みたらば
うっし~
わたくしの部屋の入口に きてて
じぃっ と こっちを見てた
起きてるんなら なんか食べ物 くだたい…
ま そんなあたりでしょか
ちょみっとだけ おやつ的なものを 出そうか…と
起き上がったら
ひょい と きびすを返して
むっちり尻ふり
階下へ 先導するように小走りする
通じあっている感は 今一つ ないものの
だからこそ よけいに
時々の 受け取りが うれしくて
甘やかしちゃうんだな もぅ