時川のぼり

薄暗くなりかかった 葭原で ひかってみえた

まめこがね

近づいたら

後ろの足 み~んと 伸ばした

さわるなこら!なのかな

一族が 生きてきた 道のりで得た なんにゃらかなのだろうな と

わからないまんま

その動きの 上流へと

思いが 遡る

ほんの ひととき 

時川登り

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