

胃瘻管交換 済んだ ガラガラベッドの 父
ロビーで ぼやん と 座りおる わたくしの 横を通る
「麻酔 使わないで やったんですよ」とのこと
おおぉ♪頑張ったぢゃん 父っ お疲れさまっ!と
約 1ヶ月半ぶりくらいに 生の顔合わせ
わたくしが わかったようで
すこぅし くちもと 笑ったように ゆるむ
んでねっ 頑張ってねっ と 手を振る
振り返しはしなかったけど
頷く未満のような 頭の揺らぎ
よしよし いいぞっ♪
うれしい気持ちで 見送ったあと
看護師さんが 麻酔を用いなかったのは 血管が 針がさせないほどの 細さになってて 何度も 痛い思いさせて 刺し続けるよりも 管の引き抜き 差し込みの 一瞬の 痛みを 我慢してもらったほうが よっぽどいい…という お医者さんの 判断から そうしたのだ…と説明してくださった
今後のことも「まだ おうちに迎えることで お気持ち お変わりありませんか?」と
うちへ迎え入れる 難しさやら リスクを
もりもりに うかがった
…そうだよねぇ そこいらへん 楽観的じゃないことばかりだろうねぇ
かなり うなだれ気分
でも そういう話されることも 予測の範囲内
当初の予定通り 五月の連休明けとかは
コロナ騒ぎもあって かえって よろしくないんじゃないか…という そっちの不安のほうが大きいです と 伝えたら
「そうですね それは 少し検討し直すほうがいいですね」と わかってくださった
にこやかに 辞したものの
車に乗ったとたんに 泣きたいような気分
ぐぅ…
しかし だ
わからん
先のことなど
やってみよう
困ったらまた 考えよう
決めつけずに
見えてくる 光
よりよいところへと 進んでゆけばいいだけさっ
根拠のない 気楽さが また よみがえる
そうして生きてきた
これからもだ
ひとつひとつ 受け取っていこう
帰りは 丸森まわって ひっぽの元気な味噌と へそ大根 買った
健やかでいよう
いろんなこと 乗り越えていこう
帰宅後
枝がポキポキおれて もうこりゃ 根付かなかったのかもしれないな…と諦めかけてた 昨年植えた 棗(なつめ)の木
よく見たら 芽のようなもの?
うん
諦めない
きっと なんとかなるさ してゆくさ
また そんなこと こじつける
しつこい娘だもん