遠出

母の作品も出している

全国和紙ちぎり絵展 最終日に向けて

仙台メディアテークに 遠出

昨日からんもう 心 そぞろっております

朝は お化粧する!てことで

コンシーラーだか カバーなんちゃらだか

七ヶ月も手付かずだった引き出しのなかから あれこれ探してくれ といわれつつ

面倒になって 引き出しごともっていったりする がさつ娘 わたくし

まぁ心浮き立つのはよいね

でも 母の支度だけかかわっとったら

あらやだ わたくし 寝巻きのまんま

いくらなんでも そんなんで出掛けるわけにいくめぇ

てなわけで またもやどたばたですが

にこにこだからよい♪

全国和紙ちぎり絵サークル 第十六回全国展(仙台)のために

仙台メディアテークへ いってまいりました

退院後 初の お出掛け遠出

多少の不安と 

これを弾みに 更に 快復へ向かうであろう期待と 

ないまぜぐるぐるうずまきの心持ち

しかし 現場到着したらば

本部の 宮崎純子先生 はじめ

がんぴ舎 取締役の 矢野伸明先生

仙台ちぎり絵サークルの お仲間の方々に

「わああぁ♪もりせんせええぇ!」と

涙と握手と声援で 迎えていただき

不覚にも わたくしまで 泣いてしまいました

母ったら 愛されてる…

純子先生とは 典具帖紙のちぎり絵創設なさった 故 亀井健三先生の娘さまで 

総元締めのようなお方と聞いていたもんで お歳を召したお方と勘違いしとりましたが なんとも 可憐なるお姿で ちょいと ドキドキしてしまいましたわ~

そして がんぴ舎 取締役の 矢野伸明先生は

純子先生の娘さまの 伴侶であるお方

いつも もんのすごく 美しき 達筆の 筆文字お手紙くださるので 

大変なる渋い お歳を 重ねたかたと思いきや

わたくしよりかずっと若者でした…驚愕!

茶室にかけておきたいような 字ですのよ…茶室ないけどさ

純子先生の 筆なる文字も やはり美しかったので

きっと 和紙に携わる一族の 身につけて当たり前の 何かなのでしょうか…なんてなことを 思いつつ

見える お姿も 可愛らしさと 凛とした光のようなのを ぼんやりと 潤む目で 見つめてしまいましたとさ

それはさておき

なんというか もう 優しさだけでできている空気みたいなところに 

ほあほあと 漂いながら ぐうるりと

600点近くの 作品をみてまわり

ぼんやりしてしまいましたが

他の画材の作品展よりも 苦しくなりませんでした

なんでしょうかね?空気を含んだ感じだからかな?

そんなこんなで 笑顔と涙とに見送られ

きっともっとよくなってこんどは新しい作品への挑戦を!との声に  

母も なんとなく ポーズだけでない やる気など見せて

会場を後にいたしました

80代 90代の方々からも 励まされ

こりゃ 弱気になっとる場合ぢゃないぞほら と けしかけたりもいたしましたる

帰り道 身体に痛みが出たみたいで

眉寄せて でも 弱気にならず…なのか

でかい声で「いででででででぇ!」など 叫ばれ

さなおばとともに 困ったり心配したり笑ったり

でも 概ね 光にてらされたかんじですわん

母作品『お気に入りの ロッキングチェアーで』の 前で

ちぎり絵展
全作品が載っている 目録みたいな『紙苑』の 表紙が
母作品の ぴちの姿のとこ
よい記念になりました

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