暮らしながら 作りゆく

あまりにも 到達点も わからぬ 作品ものを こねくりまわしているとき

みるみるうちに 解決してゆくものごとが ほしくなる

さくさくと 切れてゆく キャベツ

やわらかに 煮えてゆく 豆

からりと 揚がる カツ

その 決まりゆく小気味良さに

すぅ と 胸のうちの もやもや霧が晴れて

ふと 手探っていた 作品の 

ほんの 僅かな 部分の 輪郭みたいなものに 行き当たるような 思いになることがある

かけ離れているようでも

絵空事のようなものでも

作り 生み出すものは

生きて 暮らしている 実感が 底に 流れていて

そこから 縦横無尽に 伸び広がりゆくもの

そこの 繋がり流れを 感じてこそ

観てくださる方々…生きて 暮らしている方々の 掌に 共に 響き合えるものとして 届くのではないかな

…それがすべてではないにしても

逃避を 正当化しようとしてるか?

あはは

そんな自分も 見つめつつ

あの日 宿った 哀しみの一滴

怒りの

喜びの…

一滴たちを

次のいのちに 繋ぐため

つくったりたべたりにげたりもうそうしたりかすみをくったりくいあらためたりいいきになったりふにおとしたりじたばたしたり…

暮らしながら

作りながら

ゆく

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