武蔵小金井を目指す

稽古翌日

金曜日

武蔵小金井駅を 目指す

…が しかし 終点が 三鷹の電車だった

わわわ と 乗るべき電車を 探して

ほっとゆるんで 降りようとしたら

武蔵…じゃなく

東の 小金井

あわわわわ

浮わついてました

これまた 久しぶりに 大切な おともだちたちに 会える うれしさに…

まず会えたのは たかっちゃん

25年前

わたくしの 生きてきた道のりの 重大通過点のひとつ

「日韓マイムフェスティバル(のちのアジアマイムフェスティバル)」於 東部町(現 東御市)にて 出逢った お方

日本の ブルースミュージシャン先駆け的なとこに おられる?(福島タンメン岩男氏の CDに 30年くらいまえ?の たかっちゃんのサキソフォン音源が おさめられてるそうだ)

その界隈では「すごい」とか いろいろ知らずに

出逢ってすぐ うあぁ 好きだぁ て うれしくなった人

その頃 パントマイム お師匠 はとちゃんまんちゃんの 舞台の劇伴も しておられた

時折 くれる ことばに

心の 窮状を 救ってもらってた

昨年辺り 病を得たとのことだったけれど

見事に リハビリ重ねて

毎週月曜の 荻窪ルースターズでの定期セッションライヴも 復帰

飄々と「極楽トンボ」ぶりのまんま おられる

「地図見るの 得意だから」てんで

目的地までの 分岐点 まるっとお任せして

はしゃいでお喋りしてたら

見事に 道を見失った

こっちぢゃね?

「いや こっちのはず」とか

うろうろな気持ちになるのも

なんだか楽しくて

迷子って愉快だよね なんて 笑い合う 大の大人ら

おかげで 目的地みつけたときの うれしさ なん十倍にもなりましたる

ぐるっと回って 辿り着いたは「にしまきごはん」

真紀ちゃんも マイムフェスティバル周辺で 出逢った人

1994~1999年…あの六年…9月の頭の10日間程 同じ舞台目指して 合宿的生活 同じ釜の飯仲間

役者だった!?

バリダンサーだった!?

音響スタッフだった!?

デザイナーもしてた!?

情報は ちょこちょこと あったものの

出逢ったときから とても 自分の速度とかリズムに 正直に向き合う すがすがしいほどにまっすぐな人だ♪てな 印象

とあるときから 自分のからだが 動物性のものに 拒否反応を示すようになった…とかがきっかけだっけ?

それから じっくりと 食べ物素材について

向かい合ってきたのだろうな

本当に 健やかで 安心で おいしいものに 向かって歩みを進めてきて 今の形に 結んだ

そのあり方が また 気負ってなくて 心地よい

前身 アパートの一室の「にしまきごはん」のときも

かなり 奥まった 住宅地なのに

健やか安心を求めてやってくる人たちで 行列できていたっけな

現在は 民家りのべーしょん

初めて来たのに 懐かしい空気

だっこちゃん連れた ママたちも やってきて くつろいで

だっこちゃんたちも にこにこ はいはいしてて

他のおきゃくさまたちも にこにこ それを眺めてる

「居心地よすぎて 帰りたくなくなる」と おとなりの おきゃくさまが 声をあげる

わかるわかるわかる~♪住んじゃいたいっすよね なんて 応えちゃう わたくしたち

見知らぬ同士で 交わし合う ことばもきもちも あったかい

今回 真紀ちゃんのサポートに 入っておられた 若衆は

琵琶奏者でもあるとか?

やはり すごく 気持ちのいい方で

たのしんで 立ち働いておられる感じ

食べ物は もちろん ちゃんとちゃんとちゃんと おいしい

あむっ てすると 細胞核 にこちゃんまーくになる系

「からだよろこんでるの わかるよね」て

今言いたかったことば たかっちゃんが 発する

「やっぱりなんだかんだいって 愛だよね」なんて 言い合って

深く頷く

同じ食材(大豆ミート)が こんなに深く豊かになるなんて…と 前日の「おされ」なとこが 霞む

あれもこれもすべて食べたい 欲張りな わたくしにも

ちゃんと いい具合に 添うてくれる

デザートも やさしかったよ おいしかったよ

お値段も やさしいんだよ

真紀ちゃんと たかっちゃんとの やり取り写真

今回の 自分的 最高の瞬間

そこに満ちてるもの

やっぱり 愛なのだよね

しかもたくさんの人に愛されてる…

「すごいよね 自分がやった訳じゃないのに 誇らしげに ここともだちともだちとか言っちゃうんだよね」また おんなじこと たかっちゃんがいって 笑ってる

がんばってね またきてね またくるね

たっぷり遊んだ 幼い頃の 夕方みたいな気持ちで

手を振り合った

帰りの電車のなかで「あんなに食べたのに もうお腹すいてるよ なんだろね すこやかにちゃんとしょうかしたってことだよね」て

また 笑った

さて金曜の 帰路につく前

「帰り大丈夫なの?」て 言われるまで

時計も見ずに 楽しんでおりましたもんで

あぁ 青春18きっぷ だから 鈍行帰宅可能最終電車は

上野発の 16時何分だったか…なんて

のろりと 応える

帰りたくない半分…

帰り道に しっし~と 小山さんの JULESVELNECOFFEEで 珈琲豆買って帰ろうと思う と言ったら

「あっ 僕も 豆買って帰りたかったんだ」とたかっちゃん

今度は 迷子にならないでいけるよね~なんて

「にしまきごはん」から 武蔵小金井駅へ

しかし 電車に乗ったら

「まっすぐ上野行っても ヤバくないか?豆買ってる時間無いと思うよ…いいの?」

もうここまできて こんな楽しい気持ちでいて

マイムフェスティバルをめぐる 宝物の人の1人でもある しっし~んとこにも寄らず 急いで帰るなんて

残念すぎるし

部分新幹線用いた方がいいかと思う なんて

あとへは引かず

「ま それがいいよ 慌てず ゆっくり」と

高架下を 歩く

決めてしまえば 急ぐ気持ち 霧消して

うきうき

フルーツサンド目当ての キラキラおねえさん ぎっちりの 午前中とは ちがって

だいぶ しっとりと 落ち着いた空気の 夕方前

その日の 特別クローズの 5時まで みっちりと ゆったりさせてもらいましたる

「なごむねぇ あのマイムフェスティバルで出逢ったひとたちって なんだか 今でも家族だもんね」と

変わらぬ 思い

また うんうん て 頷く

ここでもまた

またね またきてね またくるよ がんばろね♪て

手を振った

「たのしかったから ゆっくりお帰りよ…て 僕が言ったんだから」なんて

新幹線代の こととか

おとうちゃんかっ!?の たかっちゃんに 甘えてしまった こどもかっ!?の わたくし

なかなか 何かのついで以外には 会わなくなってしまったりしがち

大好きな人たちに 会って 食べて お喋りして 笑って…

なんて贅沢な一日だったんだろう

まさに 黄金の一日 金曜日

ありがとう

また がんばれる

たかっちゃんも 来る ステージの数々 たのしんで たのしませてね~♪

「また 生きて 元気で 遊ぼう」てことば

染みた

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