朝霜 点景

今朝は 霜降

台所窓辺で 小芋つけたのち 畠に 家移りしてもらった 馬鈴薯せいたかさんが

ぐなり と なってた

ちいさいさんは まだ 保っていたものの

なんだか 余計なことしちゃったかなぁ…と

申し訳なく 眺めておったら

畠のどの場所よりも 早く

そこに 朝日が 流れ込んできた

もしかして また この子なりに 何とかしてくれるかもしれないな なんて

楽観などして

ふぁいっ♪とか 

わたくしの方が 励まされたりもする朝

たんぽぽの 道しるべ

こっちだよ と 矢印

そっちでも いいよ と 矢印

あっちも ありだね…なんて

時には 地中さえ 指して

全方向に 矢印

あなたが咲く 光のために

すべてに開け と

指し示す

世界へ

真ん中の 蕾を 柔毛に 守りながら

霜を 越えて

守り抜いた いのち

いろ

みず

ひかりの ノックに 

また ひらき

差し出してゆく

尽きるまで 満たし

繋ぎ

託してゆく

そんな生き方を

こっそりと 受け取ってみる

今年の庭の蕗

やはり 2つだけだな

摘むには 惜しい…

味噌

素揚げ 塩振り…諦めた

愛でるだけにしよう

来年 また よろしくね~♪

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