先日
仙台の 縄文の森広場にて
落とし穴の 遺跡のところにて
仰向いてみた
思いがけず 涙が にじむ
なんだなんだ?
諦めのような
哀しみよりも 安心みたいな 涙?
落とし穴に 落ちた 獣に 心を重ねたか?
んなわけなかろうよ と
笑い飛ばしたりしながらも
しばらく 上や下が 曖昧になって
いつ どこにおる 誰なのか うしないそうな
…いや もともと そんな確かな手応えで 生きているわけでもないよな と
命の輪郭が ぼんやりと にじんで 混ざりあうような
不思議な感覚に とらえられていた
端からみると ただの すっころんだ 変な人だったろな