ドン カ ジョンさんに 会いに行く

うれしくて 震えるような感じで 待ち焦がれてた

ドン カ ジョンさんの「あれから10年」展 於 藤崎百貨店

いってきました

震災から ずっと 心寄せてくださってきた日々が

人と人を つないで

今回の 催しが 結実したのだな

初めて 生身で ドンカジョンさんに お目にかかれたのは

2015年3月

https://shingetsu-usagi.com/2015/03/28/%e5%a4%a7%e6%9b%bd%e6%a0%b9%e3%81%a7%e3%80%80%e5%84%aa%e3%81%97%e3%81%95%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%92%e6%b5%b4%e3%81%b3%e3%82%8b/

大曽根にて だった

母 2013年に 倒れたのち

左半身麻痺への 助太刀も なんとなく リズムができてきて

その頃は 父も 助太刀に 携わることができていて

まぁ また ちょいと わたくしお出掛けしてもいいよね?てな感じになってきて

ちょいと…なんつって お江戸行くついで と 称して

大阪 京都 愛知 茨城 …ふらふらふら と 鈍行乗り継ぎの旅

どれがついでか本命か わからないくらい すべて本命だったな

あのとき 初めてお話しする…てな 時点で

やさしさの シャワーみたいな作品群に

ついうっかり 涙 じわじわりのまんま

うぇぐ! なんて ちみっと 噎せて 話したような記憶…

本日も のっけから まずいぞ!の せりあがり

…だってまた あまりにも 隅から隅まで ドンさんの あたたかさ 柔らかさが満ちててさぁ

涙拭いて 体勢たてなおそう の 段で

「あ~ こんにちわぁ♪」て 歌うように 声かけてくださった ドンさん

あわわわわ!

とても ていねいにゆったりと 作品への思い

作品が 咲く というか 開く瞬間あたりのこと

わたくしも パントマイム作品と向き合うときに 身におぼえ…てな 響きあうありさまのあたりのこと

思いがけず あれこれと 聞かせてくださり

お話しすることができて

うれしさと

こんなに ドンさん 独り占めみたいに お話ししちゃってたら 他のお客様たちに 申し訳ないぞ!なんて

どきどきおどおどきょろきょろしちゃったりもして

かなり 挙動不審ぎりぎりのわたくしでしたかも

かつて 見上げたり 触れたりしたであろう 青葉通りの 欅たちの「杜のお守りWISHくん」

「あの日を忘れない・こけしさん」

気仙沼の 角星さんとの コラボ日本酒(藤崎オリジナル)「大漁の愛ラベル 水鳥記」

白熊ななさんへの思い

『時間は終わりにむかってすすまない』の 絵の中の あれこれ 指して

「名取の震災メモリアルでね…」と

芽吹くモチーフの モニュメントのことを お話しくださったとき

震災二ヶ月後に 石巻の 知り合いの方の おうちだったとこに 案内していただいて

その地区の 湾みたいになってるとこ 津波でぐるぐる かき回したみたいになりながらも 「ご近所さんみんな 避難できたのよ」なんてお話きかせていただいたときのこと

ぐぢゃぐぢゃの 何かだったものたちの間から

なにかの 新芽が ぴかぴか と 芽吹いていたのをみつけた瞬間を 思い出した

かつてあった 命

それにであって 心が動いて 作品として結んで

受け渡して いかしてゆくこと

咲かせる

誰かの思いを開く

命を吹き込むということ

そんな存在がいてくれることの 幸せを

しみじみと 思った

「こういう(絵を描くとか パントマイムとか)こと やっぱり 必要なんだよなって 思うんだ」なんて

然り気無く わたくしのことも 掬いながら 言ってくださったりして(気のせいか!?)

救われちゃうじゃないの…あぁ もぉ 泣かす!

こんなに 愛に満ちあふれた展覧会を

10年目に 仙台で 開催に 結んでくださって

その真ん中辺りで 熱く 温かく 動いてくださったらしい 千葉さん(ドンさんに ご紹介していただいた 好青年!)にも

深々々~と 頭を下げさせていただいた

地域デパートとして 全国唯一!?くらい 衰退することなく どんどこ 素晴らしい コラボレーションで 地元を盛り上げてくださってる 藤崎さん

さすがだわ!

一階の 入り口近く

ドンさんのこと 全く知らない人も あらなになに?て 立ち止まるしかない 好位置で…なんて

うれしいわ!!

ありがとうございます

来週 17日(水)までやってます

お時間ある方

ない方も ぜひ 時間やりくりして 観に行ってくだされ

「予約席」さんの WISHくん珈琲ドリップ

ただ ドンさんの 絵があるだけじゃなくて

淹れ方と 飲み方に ドンさんならではの 心遣いがあるの

珈琲時間そのものが WISHくんなの

帰宅して しみじみと お作法通りに 淹れて 飲んで

ちょっとまた 泣いちゃった

お目にかかったときも そのあともずっと あたたかな縁側の日なたぼっこみたいな気持ちを

ありがとうございます

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