性懲りもなく 光明へと

別のところで

1つの話題に寄せて 書くうちに

ずっと ここしばらく抱えてしまっておる 思いについて

輪郭も 浮き上がったもので

改めて 書き直してみたりする

どこかを潤す 水としての 思いを…

1つの 善良なる思いから 起こした行動が

信条の違い

利権への 思惑

政治的 策略に 呑み込まれ

尊い命が 奪われてしまった

悼ましい 出来事

それを逆手にとって 己の信条どころか

誹謗中傷を 投げつけ垂れ流す輩…

出来事の周辺を 知れば知るほど

精神的に 疲弊してしまった

2月はいってすぐに ニュース番組を 慌ただしくさせた 

拉致と 脅しと 殺害…

一緒にしてしまうのは よからぬことかもしれないけれど

震災後に 出来事による 思いの 行く先が

すべて あの201103111446の 瞬間へと 流れ落ちてゆくような感覚

それに 似た 心持ちのまま

揺れ続けている

遠い国だとか

縁遠いとか…
 
そんなものにも 紛らされることなく

何を見ても

何をしていても

あらゆる出来事が

奪われた命と

これから 「奪い返す」仮面を被って 立ち上げて行こうとする 向きへ

それに対する 己のあり方を 問い質すような ところへと 流れ落ちてゆく日々

それだけ 肌身に迫ってきたことなのだろうか

矢も盾もたまらず

かといって 無駄に 荒立てるわけにもいかず

最善の策を 見極められず…

しかし すぐに 何かを 施す力はなくても

流れ落ちて 溜まってゆく 思いが

次はどこへと ゆけば

何をか 潤したり

違う思いを抱えながらも 

同じ命が

寄り添ったり 距離をおいたりしながら

安寧に 同じ星の 土の上で 生きてゆける 思いを 芽生えさせることができるのか

どうしたらそこへ繋げるのか…

そんなことを思う

なすすべなく 立ち尽くしながらも

やはり 目の前の 尊い命たちとの 付き合いを

丁寧に 重ねていくしかない

その 穏やかさが

いのちを 愛しいと思う 心の向きを

実感してゆける機会を 作り続けてゆくこと

狭いところばかりではなく

広い世界へ

いろんな ちがう形があってこその

発展があることを

難しくなく 繋いで知ってもらえるようにしてゆくこと

そんなあたりなのかなやはり 

まだるっこしいとか

甘いとか いわれても

性懲りもなく思う

そんな 誰にも見えないかもしれない 光

でも 確かに わたくしの 水晶体が とらえた 可視光

それもまた1つの光明だから

信じて 踏み出してゆく

今までと なんも変わらない 日々に見えたとしても

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