遠からじ

時折やって来る

不定愁訴ならぬ

不定焦燥

思いを遂げられずにいるような

停滞 怠惰 諦念…しかし どうにかしたい思いがないわけじゃなくて

それなのに 仰向いて 耳の辺りまで 生ぬるい 泥水に 浸ったまんまになってるような 心持ち

全ての乞いに

拒否にさえ 応えたいけど

そんなことは やはり できぬままで

それでもなるべくそれぞれが のびのび伸ばした指先が 求めるものに触れてほしいし

己の のびのびも 阻まれず 到達したいし

壁があるなら それを超えるほどに 伸びてゆけばいいのか

そんな 不確かな 思い

ごぼり と 泡立つ

泥の水底から

はりめぐらせ

のびめぐらせ

衝動が 解き放たれて

いつかまた 芽を出せ

春まだき

しかし 遠からじ

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