夕焼けに流れ込み

夕方 外へ出た

なんと 夕焼け色であることか!

でも それだけでは なんだか そのまま過ぎて

ほかに ことばを 探してみる

茜色

柿色

結局は 他の何かに たとえないと 言い表せないのかな?

あか…では あまりにも 平べったすぎるかな?

もともと あか…は 

あかるくなってゆくことや

明けてゆくこと

開けた口の 内蔵の 血の 色合いから きているかもしれない 

もともと「色」そのものがあったのではなく

何かが 色を 帯びて あったわけで

そこに居る 露れ(あらわれ)としての

光のありさまを とどめたくて

そのものを そして 通じる 他のものに 繋いで 

厚みや 深みを 帯びて たちあがらせる 糸口にしたのかもしれないなぁ

そんなとりとめないことを もてあそびつつ 

暮れ色に 流れ込んで

用足しを 忘れた

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