ちゃんと 伝えたい

母国語が 異なる人へ

安易に 翻訳してみても

土の違い

食べ物の違い

感触の違い

受けとり方の違い

様々なことどもが

大きな意味の違い以上に

ざりざりと 砂粒が 入り込んだ違和感を 生む

それを越えて 分かち合えてゆくのだけれど

わかり合えることもあるのだけれど

外を見れば見るほど

中を見なければ 手渡せない もどかしさを
 思う

むしろ ことばを 橋がかりにしないほうが わかり合えたりもする…

ああぁ

母国語が同じでも そんな ざりざりはあるけれどね

もっと わかりたい相手の 空気や食べ物や土に 触れねば

安易に かえられずにいるのでしたよ

なんか ぐるぐるしながら

表現ということを思う

届けたいひとに ちゃんと手渡したい 思いでいるのに

ざっぱになっておる…

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