「芸術とは治ってはいけない病気なのだ」

昼下がりは 

大和町吉岡の「にしぴりかの美術館」へ

11月まで 土日の 14:00~

本木健さんの『創作の軌跡』ドキュメントビデオ上映ある てんで

駆けつけたのですが

用足しに 時間かかってしまい

到着したのが 17分前くらい

なのに お腹すいてて

「街の喫茶」コーナーで

「あっ 上映 14:00からですよね?カレーライス食べられるかなぁ?」なんて言って 珈琲までも 注文してしまい

優しく美味しいカレーを 

出していただいたとたんに かっこむように たべてしまいました

んまかった ごちそうさまっ!てな感じで 会計済ませ

展示室に 駆け込むと

時間外に 上映してもらったというかたが 

「あっ 私 今 観せていただいたばかりなんです ふふ♪」て

慌てなくてもいいですよ的 笑顔で 声かけてくださった

他に どなたもおられず

わたくしのための 貸し切り上映会となりました

急ぐこたぁ なかったのかも

カレー…ごめんなさい

こんど もっと余裕もって ゆったり食べます

んでもって ドキュメント

淡々と 本木さんの 日常の断片を 追ってて

字幕も キャプションも ほぼなくて

無理な 誘導や 意味付けがない

亡くなった かあさまも 登場した

『破片のきらめき』でも 映っていた 本木さん ご自身の『ある決意 重大な』の 朗読

映画とは違う場所で(こちらの方が 初めて?)

より 近い 位置で 聴かせてもらえるかんじだった

はじめ 役者さんに読んでもらう予定だったけど

「これは 本人が読むべきものだ」と 言われて そうなったのだ とのこと

声の張りに 任せず

演技でなく

涌きあがって 沸き上がる 勢いと 熱のままの 生々しさ…

そんなこんなの 放出を

より 届く形に 昇華してゆく 導きの手を差しのべた 安彦先生の存在

なんだか 多くを語らず

しかし 多くの 光をみせてもらった

ヤマメを釣り上げたときの「やったぁ うれしいなぁ やまめだぁ いたんだぁ♪」という 笑顔とか

誰かの引いた 線の内側でなければ

なんの問題もなく 息づいていくことできるよね?なんてことも思ったりして

まぁ そう 簡単な問題でもないのだろうけど

なんにせよ これからも「本当の自分に向き合い」 

生きている証としての 作品を きざんでいってくだされ

「芸術とは 治ってはいけない病気なのだ」から

芸術そのものとして 生きて

証の きらめきを みせていってくだされ

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