7daysbookcoverchallengeSpinoff「あいうえお順」その58

地震で崩れた 宝の山 ご本の サグラダ・ファミリアの

ぐずぐず山 あちこち…のおかげで

あぁ こんなのあったっけなぁ なんて 発見気分 増し増し

7daysbookcoverchallenge の 流れから 勝手に 始めた

7daysbookcoverchallengeSpinoff

テーマ「あいうえお順」も そろそろ 終盤

濁点「だぢづでど」は 避けたけど

五十八回目「わ」

『私のチャップリン』淀川長治(PHP)

あまりにも 揺るぎない スタンダードというか

基本みたいなものになってて

今さらかもしれませんけど

あまりに王道過ぎて

好きと思いすぎて

作品が観られなくなったことがあった

なんなんでしょうこの心持ち…

ピアノコンサートやらで『ライムライト』ジャズ風アレンジにして 弾いたりもしてたけど

この旋律 聴くだけで

涙 だばだばでてしまって 前が見えなくなって

もう弾けない

ずっと弾いてなくて 節々の 故障やら 練習しなさ加減 半端なくて

今もう 更に 弾けない

好きと 思いすぎると

好きなものに失礼にならぬようにという気持ちも働くのか

好きなものから 遠ざかろうとさえする…のか?

なんか 変な気持ちだのぉ…

それはさておき

チャップリン

人として

まっすぐに

生々しく

いきいきと

求め続け

映画という道を ゆく と 定め

作品が その人そのもの以上に その人自身が いかされてるようで

そして そんな人を愛してやまない 淀川長治さんの 思いほとばしる

淀川さんの本は『私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない』が すごく好きだった

図書館で借り続けたっけな

人を愛し続けるという 人の善さ ということを

じんわりと 思う

好き…だけでなく

愛…で あるいてゆきたいものだ

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