笑ってゆくのさ

「たのむ~!」

ついさっき聞いた言葉

おしっこいくの そっちさいぐの はやくたたせろの

え?どごさいぐの?今ばんげの支度してっから 待ってでね~ ほら おしっこここの袋さちゃんと出でっから 大丈夫だよ安心してね わかったがぃん?と 畳み掛けたら

頷く

また 五分もたたないうちに 始まっても

はいはいは~い♪と 一から始める

いつかこれが できないほどに わたくしの心が 狭く余裕なくなりませんように

そんななか 母「うんこでそう~」と 呼ばる

「ごめんね…おとさんのごどで大変なのに うんこなんて…」と ほざくので

父のこと大変だからって うんこしないでいられるなんて人 おるんか 馬鹿みでぇなごど 言うなや どんどん たってけろ 出ねぇ方が困るんだでばっ と 言い放ったら

「んだね…デイサービスでも 出ねくて うんと酷い目にあった人の話 聞いだったんだ…」と

うんこ助太刀 申し訳ながる流れの先の いつもの話

母のなかでの おさめどころ 話してくれる

そのつぎの瞬間

侵入保護猫 だーさんの 子…さばしろちょびが 襖の とこに うんこ

うはぁ…

もう 可笑しすぎて 笑いましたわ

揃いも揃って 健やかさんだよ

出るもん 出してけっ!(わたくしも そんなこんなな話 たれ流しとるっ!)

角田産の 初物 桃 皮ごと齧って

東向いて また 笑ったよ

わっはっはっ♪

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