信念と覚悟

もう一週間も経ってしまった

飯舘村に 暮らしておられる方々に お話をうかがったこと

ことばは 軽やかに朗らかに和やかに 伝えられたものの

改めて その 重みを

今もまだある ただならぬ 大きさを 思って

薄浅く軽々しく 伝えられない気もして

でも これは 受け取ったものが つたえてゆかねばならぬことでもあるな と 気を取り直して思う

はじめに お話しくださったのは

村役場 総務課の まつしたさん

震災当日 地震の被害は比較的 軽微だったものの

災害対策本部を設置し

浪江 大熊 双葉からの 津波 原発被災者の 受け入れに 奔走なさっていたそう

しかし 震災の 三日後 モニタリングポストを 設置したのち

4号機壁一部破損

モニタリングポストが 44.7μsv記録

すぐさま 避難受け入れの人たちを 他所へと 避難していただく手筈…

その時 お連れ合いの方が 妊娠三ヶ月だったとのこと

その数字が明るみに出るまで 何の情報も 入ってこなかったことが 悔しい悲しいいってられぬほどの てんてこまい

3月中に 希望者避難だったものが

4月には 全村避難に指定されたものの

ご自身が 避難なさったのは 8月のお盆の頃だそう

今でも 復興も復旧も 完了などしていない

とても分かりやすい資料を作ってくださって

大忙しの 合間をぬっての 駆け足だけれど ちゃんと ていねいにわかりやすい まさに「までい」な おはなしでありました

ここでみんなと よりよくくらしいゆくために これからも 働き続ける 信念と 覚悟

受けとりましたる

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