昼下がり
ばんげの支度で 長葱を切っていた
膝を庇って 緩慢に動くようにしていたら
なかなか すべてのことが うまく運ばぬような気がして
うっすら 落ち込みそうな 胸のうち
んが しかし
長葱のなかから どこかで見たような 顔
あ…
棒が一本あったとさ…の アヒルだよ
六月六日じゃないけど
雨 止んだけど
なんだか やおら 絵描き歌が 流れてきて
あっという間に かわいいコック~さん♪なんて
愉快になって 笑ってしまった
前も 葱に慰められたっけな
ははは
単純♪
ねぎさまありがとう