30年以上前
幼なじみ「まるにや」こと 牧ちゃんから もらった 苺苗が
我が家の ほったらかし 苺密林の はじまり
今 わんさか 実りの季節
不揃いで
味もいろいろで
でも それがまた たのしい
まるにやは 同級生のなかでも「何十年に一人出るかでないかの音楽的才能」の持ち主と言われ
しかも 努力家
てれんてれん 練習もせずにおった わたくしに
中学の頃 音楽の 素敵さや 練習の楽しさを 目覚めさせてくれた 恩人でもある(いま練習してないの面目ないが)
ある日 まるにやの 妹 汀子ちゃんに ピアノを教えることになり
その後 そのお子たちに また ピアノレッスンさせてもらって
今に至る
ピアノレッスン仕事をすることに 躊躇いや迷いや とあるところからの 批判など いっぱいいっぱいあったのだけれど
汀子ちゃんが のちに ピアノの先生になり
もう 教えは やめてしまおうか と 思っていたときに
「みんなから『ピアノの道に進むのは無理』と言われていたときに 見捨てずにいてくださって ピアノの楽しさに出逢わせてくださったのは 文子先生なので うちの娘たちも 文子先生にレッスンしてほしいのです」と 言われた
容易く 思い直してしまいました わたくし
今まで 結びつけて考えなかったこと
今朝 苺摘んでて ふと ぐるぐるんと めぐるように
懐かしいあれこれを思い出した
今に繋げてもらっていること
実りのこと
おしいただくように 受けとる