内澤旬子さんの『漂うままに島に着き』(朝日文庫)
ゆるりと 読了
文庫版あとがきに 島を離れざるを得なかった ストーカー問題についても 触れておられたけど
かなり 心身 消耗なさったことを
よくぞ書いてくださりました と思う(詳しくは『ストーカーとの七〇〇日戦争』文藝春秋を どうぞ)
書くことで
傷つきつつも
救われることもあろうな
とても全うな感覚を持っておられるかただなぁ と 思う
震災復興もまだまだだってのに オリンピックなんて やってる場合じゃない…てな 然り気無いくだりとか
あぁ そういうこと 感じてくださってありがとうございます とも思う
かつてほど ぐいぐい 読む時間がとれない
もともと 読み進む早さが のろい わたくし
蔵書の すべてを 一生のうちに 読みきれないのだろうな ということが
じわじわと 実感として わきあがる 今日この頃
それでも 今後 内澤さんの ご本が出たら 欲しくなるだろうな と 思う
次は 物語を と 思ったものの
明日 ちょいと 仕事とは別件の パフォーマンスをすることになり
物語世界に 埋没したり 泣いちゃったりすると
出掛けられなくなる危惧など 浮かび
次なる本も ルポルタージュ的なものにしようかと思う
先日 7daysbookcoverchallengeで バトンを受けてくださった 茂さんが 紹介しておられた 遠藤ケイさんの『鉄に聴け 鍛冶屋列伝』(ちくま文庫)
刃物熱 また 再燃しそうだけど
まぁ ほどほどに 熱くなって 読めるかな
積ん読 消化への道
のろのろゆるりと まいります