雨の日は 美術館に行こう

今日も 諸事情により 上京できず。
ははを 仙台私立病院へ送って、その後 おひさま原っぱ保育園へ
昨日忘れた 検便届けに。
来るはず無いのに…てな感じで 「あれ~?せんせぇ 何したのぉ?みてみて このブロック ぜ~んぶ自分で作ったんだよ~」と つぎつぎ 作品見せに駆け寄って来てくれて めんこいったらありゃしない。
いつも 拳パンチとか 体当たり歓迎と違うのは、いつもと違う様子を 察してくれてるからかなあ?
普段も こういう歓迎の仕方してくれても やぶさかじゃないんすけどな。
遊んじゃいたい気持ち ぐっとこらえて 検便置いたら すみやかに 退散。
空き時間を 宮城県美術館へ。
旅先では あちこち 美術館めぐりする割には、なまじ近くに在ると 行かぬものだね。
おひさま原っぱの散歩以外で ここ来たの 十何年か ぶりかも・・・。
自動ドアが 開かないので 手を入れてこじ開けようとして ふと横見ると
まだ 開館5分前・・・恥っ!言ってくれよ 警備の人とか 総合案内の人よお・・・。
ぐるぐる 建物の概観を 確かめつつ 時間になったので
まず 佐藤忠良記念館へ
忠良さんの作品は 角田市民センターでも 昔から親しんでいたので
彫刻といえば こんな感じ・・・てな 懐かしさもあったけど、なんか最近 違和感も感じていたので その 原因も探りたかった。
はじめに トイレに行きたかったのに、受付のお姉ちゃんの 親切な説明と 可愛らしい表情に、かっこいいとこみせようと?速やかに 入場してしまった・・・まったく どんな自意識なんだ 自分。
すげー ・・・と思いつつも、ぐっと来たのは 石膏原型。
原型あっての ブロンズ彫刻だからかなあ・・・作品と 私の間に在る 距離感とか 粘土でぺたぺた作ったようで つるつるてかてか レプリカみたいな感じ・・・あくまで個人的感想ですけど。
ビデオ上映観て たくさんの人や手間隙かけないと ここまでこれない ブロンズ彫刻の在り方に 気が遠くなった。
手に負えないようなものに挑む 人の 凄さと 馬鹿馬鹿しさにも似た愛らしさみたいなものに しみじみした・・・らば しっこMAXだったことを思い出す。
本館へいって トイレ後 気になってた「前衛のみやぎ展」へ。
あまりじっくり 解ろうとすると 頭痛くなるので 心に引っかかるまで さらっと 半眼で観るつもりだったのに、のっけから 近寄ったり 離れたり 戻ったり。
眩暈しそうになったけど、宮城輝夫さんの作品で ほっとした。
〇〇風・・・とか 批判はありましょうが、愉快な気持ちになったし いいや。
糸井貫二さんのも、秋山祐徳太子さんの本で 知って 興味あったので 観ることが出来て嬉しい。いいなあこういうの。
新国誠一さんの グラフィックみたいな 踊る詩・・・コンクリート・ポエトリーは ゆっくりCDも聴きたかったけど、時間なくなり 退場。
人の手の跡とか 私との共通言語を待っているようなもの わけわかんないけど 有無を言わせぬような説得力あるもんが 好きなんだわ自分・・・と再確認した日であった。

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