意志の強さを 試さるる

風薫る五月 筍出づる五月
じいちゃん実家・小斎から 今年も ど~んと 筍 第一陣 届きました 
ありがと~ 日吉ちゃん!
昔は 一緒に 掘りに行ってたっけなあ。
幼いわたくしは 横でしゃがんでみてるだけ
・・・とはいえ 苦手な 毛・・・のものたちも 活動開始時期で
誰の視界にもまだ 入っていない ポイントに 過剰に反応して
やれ 倒木の陰にいる だの あのはっぱの 裏にいる だの
いちいち 騒ぐ やかましいわ!着いてくんな・・・て感じの 子でしたが。
ま、それはさておき
ど~ん!の筍、母の三大好物の1つでもあって(ホッキ貝・筍・チョコレート)
どんなに 疲れていたり 気持ささくれ立っていても
いそいそ 調理に入るのね 彼女。
昨日も ぐったり・・・て感じだったのに 
夕方 筍届いたら るるる♪ なんて 夕食後 調理始めた。
なんてったって 堀がけは 灰汁抜きしなくてもヱグミ無し 
生で食べるって人もいるくらい。
うちは ごつごつごろごろに切って 大鍋一杯 筍と じゃが芋の味噌汁
薄切りして油揚げと一緒にしょうゆ味に煮ておく たけのこご飯用
(ばあちゃん健在だった頃は 身欠きにしんと じゃが芋と 筍の味噌煮・・・てのもあったけど、身欠きにしんの手に入れにくさもあいまって ちょいとごぶさた。)
「味噌汁の味どうだか 味見てくれる~?」て言ってくるのは
味見と称して ばんばん 口に入れてしまって しまいにゃ 味わからなくなっているかららしい。
毎年 筍の時期は 食べすぎで 腹痛になる 母。
でも ここのところ 一家揃って 食事方法も見直そうキャンペーンなので
暴飲暴食は控えましょうね、体重グラフにも出ますし。
わたくしも 今朝の筍味噌汁は 2杯半にとどめておいた・・・ぎりぎりがまん。
普段 味噌汁のおかわりなんてしないし、こことこ きっちり一杯ずつ飲んだらなくなる量しか作らないのだけど 豚汁と筍味噌汁は 番外の番外・・・だからな。
普段のご飯 茶碗一杯を さらりとわけても「多いから減らして」なんていう母も
筍ご飯だと 2~3杯は 軽く平らげる、主食で「別腹」・・・なんぢゃそりゃ!?
市販の どこにたけのこが?とか この透けてしまいそうなのたけのこですか?なんてのは 「筍ごはん」を名乗る資格無し!とまで思ってた。
そとで 弁当やら選ぶとき 筍ご飯を 選ばないのは 嫌いだからじゃなく
こんな ある意味 贅沢な 食べ方に慣れてしまっているから。
ある時期だけ 存分に 濃密に楽しませてもらうので
うち以外で もしくは他の時期に 腑抜けた感じのものは 別に 食べなくていいんだ。
どんな野菜も 旬の時期は やはり格別で
でも それ以外でも 通年あったりして 
そういうことに 慣れてしまっているけれど
筍だけは 譲れないなあ・・・「竹の旬」ですもんな。
今日の昼も 味噌汁まだあるし、夜は 筍ご飯の予定
明日の仕事に響かぬよう適量にせねばううがんばれわたくし
なんつって くだんねことで がんばる 平和な黄金週間。

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