





今回の 舞台に のせさせていただいた 作品を 己のためにも 振り返る
舞台写真は ゲネプロのとき 本儀せんせいが 撮ってくださったのを 用いさせていただいてます
その1『蜘蛛の糸』
「言わずと知れた」と言ってもいいですかね 芥川龍之介のやつ
正直 あまり好きな話ではなかった
用いられ方のせいかな?
教育童話みたいで
救いがなくて…
んで 勝手に 途中から 光に向かいたくなった
もしかして お釈迦様が「こいつだめだわ」て 手を放したとしても
もしかしたら かつて救われた 蜘蛛としては
いやいやまってまっても少し チャンスやりましょうや とか 願ったかもしれないじゃない?とかね…
畏れ多くも お釈迦様になってみたり
かんだたに なってみたり…
あまり 役の 成り分けしないのだけど
やってみました
お客様に「そのままやるかと思ったら なんとも斬新で!よかったわぁ」と お声がけいただいて
もとの話 あまり好きじゃなかったもんで…なんて言ってしまった
己の 生み出したものとて もしかしたら 人によっては 教育童話的 とか 思われるかもしれないけど
芥川さん ごめんよぅ
そして 劇中音楽として 用いさせていただいたのは
のこぎり演奏界の 重鎮 稲山訓央さんの
「Sawful Decade」から
『殪噎』(えいえつ…稲山さんによる 新造語…倒れ 伏し 咽び泣くというような意味合いの言葉かけあわせ)
たしか とうさまを 見送られたときに 作られた曲だったとか
込められた思いと また違ったものに用いる 申し訳無さもありましたが…
初めて のこぎり演奏に 触れたとき
その つゆゆゆゆ〜ん てな 艶々な響きに
揺すられて 強張りがほどけるような心地がした
鋸を 弓で弾く音は 純音で
難聴の人にも とらえやすいのだとか
いつか この音の中で ゆやゆやしたいなぁ てな思い
助さん(ドリアン助川さん)きっかけに つながってから 10数年?
作品生み出しで ぐにゃぐにゃしていたときに
ふいに
あ そういえば 稲山さんの曲!と 思い出して まとめに 導かれるような思いもあったのでした
ありがたや