雨の帰り道

母診察

「緊急採血」のため 9時には来院してください となってたものの

診察予約時間は 10時

しかし 介護タクシーさんの 都合で 8時20分には 来院してしまい

待たれる覚悟で 構えてたら

結構な早さで呼んでいただき

採血は わたくしと ほぼ同じお名前の 安心信頼の方(父入院の頃から お世話になっておって 父も この方の時は 身構え鎧が装着されないこと多かった)

なかなか 血管がわからないうまく血が出てこないこと 多々ありの母なのだけれど

一瞬で 完了 

しかも 生年月日確認のあと

「わっ お誕生日迎えたばかりですねぇ おめでとうございます〜♪」とか

そういうとこが素敵なのだわよ ほんと

さり気なく 気遣ってくださったり なんてことないお話をしてくださったり

技術もさることながら その心意気 心持ちというあたり

この方 看護師天職だわ♪と 思う

いつも助けられてます〜

その後 多少待ったとはいえ 診察も 予約時間には 終了 

ちょっと 奇跡的!とか 思っちゃいました

しかも 母が「あぁ 朝ご飯 食べねがったんだっけが?なんだが お腹すいでっと思った。帰ってがら ご飯食うの 楽しみだ」なんて言った

倒れてから 空腹を感じなくなった…と言ってたものの

こことこ 朝抜きで 診察にでかけたりすると「なんだが腹減った」とは 言うことがあった

でもでも その先の ご飯を食べることに対して

…いや 何に対してでも「楽しみだ」という言い方を ここしばらく しなくなってたんだ

んなもんだから わたくしにとっては 目を剥いてしまうほど びっくりうれしいことであった

「いつもの 朝の納豆ご飯と 味付けといた半熟卵のご飯と どっちがいい?」と 訊いたら

「その 味付け卵っつうの 食ってみでごだ(食べてみたいものだ)」と 言ってくれて

ますます 気持ち 張り切る

病院へ向かう道々 渡辺介護タクシーさんから 「帰りどうしますか?」と 言っていただいてて

時間読めないし 雨の様子もみて お願いせねば てなとき 連絡させていただきます と 応え

お願いしたほうが 絶対 安心 楽ちんではあるけれど

金銭的にね…

やはり 大きいわけよ そこ

気持ち的にも 張り切ってたので 

雨合羽二人羽織みたいにして(母が 雨合羽ズボン わたくしが 雨合羽上着)

大きめビニール袋で 母上半身と わたくしの尻を ガード

特大透明傘にて 雨の中 車椅子ゴロゴロ押して 帰りましたる

雨風は あったものの

ふっ飛ばされることもなく

嫌な感じに 濡れ染み込みもなく

道々 市役所にある 角田の桜標準木の お花見したりして

なかなかに いい感じで 帰宅できました

…とはいえ わたくしの ズボンふくらはぎあたりは 濡れちまったので

雨合羽 二人羽織するよりは 

もう一着 準備してたほうがいいな とも 改めて思いましたる

拭いたり着替えたりして ゆったり 早めの 昼ごはん

…てなとこに 雨降り厭わず 外遊びして だらっだらで 帰宅した にゃんこらに 飯台 びったびたにされ

ぬあぁ!でしたが

よき 一日の半分 てな気分

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