7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その135

今年は 明日から数えれば あと3日

あと何冊読めるかなぁ…なんてことをおもうようになる

さすが 年末だねぇ

7daysと 名乗るものの 

せぶんでいず…て 何日のことなのっしゃ!?だ

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 誰知る?

流行は おさまっても

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…のはずが 今回もう 駄々並べ

一人で 遊び的 楽しさ哉

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その135

『40歳がくる!』雨宮まみ(大和書房)

雨宮まみさんに かかわりのあった方々の 寄稿も含む 未完の遺稿集

ふとしたきっかけで(多分 勘違いみたいな出会い)著作を読んで

なにこれおもしろっ!するどいっ!これからもこの人の著作全部追いかけて読みたいっ!!と

ぞっこんになったのに

惜しくも 2016年に 亡くなられたと知って

かなり ショックだった

声高に フェミニズムを ぶち上げなくても

事象の裏側に潜む 核とか 根っことか

これってなんだろこんなかんじかな?と 思っていたことに 輪郭とか 光を 当ててくれる感じ

ひりひりしたり気持ちで 涙滲んだり

痛快すぎて わははは!と 手を叩いたり

心突き動かされる言葉たちだった

並べちゃおこがましいけど

「心を道具に仕事をする」とか

「私は私でいたいだけ」とか

まさに それそれ!と 頭ヘッドバンキング状態

自分の劣等感を 愛されることで消してしまえるかと勘違いしていた…「恋愛」という言葉にすり替えて 自己肯定の根拠を彼に求めただけの 依存であり 他力本願であったのだ なんて

どろどろなるまでにつっこみながらそんなことばをつかみとる その 痛々しいまでの 鋭い感性を

どうにか バランスとりながら 書き続けてほしかった

どうせ死ぬんだから怖くない と さばけて ひらかれて…と 思いきや

加速したまま

飛翔してしまったのだな

惜しい…

装丁が 美しい

花布(はなぎれ/はんぎれ)が 金色

手向けられた 花のような一冊

コメントをどうぞ