「追及」「批判」を 核に 物事をみつめると
狭い視野になってしまい勝ち
いま何があるのか
どうすれば よりよく繋いでゆけるのか
吉川さんの フィールドワークから 編まれた本が
きちんと 届きますように
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「ぼやき」と「お願い」
吉川最近フィールドワーク、おろそかと思いではありませんか。えぇその通りです。
自分の強みは何か、それは廃炉を正しく伝えられる点。
開沼博さんとご一緒に、今風に言えばガチで今までにない、現場からも称賛して頂けるような、これが福島第一原発だと言える本の作成のための仕事をしています。
題して「福島第一原発廃炉図鑑」、図書室に置かれて、小中学生でもワクワクしちゃうような、それでいて大切なことを書く、そんなものを創っています。
原発って聞くだけで拒否反応を起こしてしまう方々が楽しみながら、あれでもさ、すごく大切な気づきがいっぱいこの本あるよね。
それを目指して、開沼さんは廃炉に関わる人、関わる地域の方を掘り下げ、そして福島学でも好評だった数値化した見せ方を。
吉川は東電社員でそこに働いていたから描ける、現場の方目線で間違ってない表現へのアドバイス
イラストも満載。読み手にやさしく。
本には描けなくても、東京電力本社にお伺いし、廃炉の進展状況と課題、放射線管理、工事管理、作業員の方々へのケア、汚染水対策へのコアな取組、燃料への取組、ロボット導入の部分、働く方の通勤システム、居住状態、
この5年間、福島第一原発の専門書的に書かれたものとは異次元のもの作ってます。
フィールドワーク、というか原発事故被災地の復興のお手伝いにいけない、ストレスは半端ではないのです。
でも遊んでいる分けではなく、これまでの原発本はなんだったんだ?と言われる物のために奔走してます。
クリスマスは東京電力本社で、じっくりと汚染水の課題と対策、そして何より苦労をご教授いただきます。
はっきり言いましょう。追及、批判、ありきでは「その人」が知りたいことしか聞けません。大切なのはその道のプロに対しての礼儀、最前線で働く方の知識レベルは、福島第一原発を分かってるつもりで語る、有識者、知識者、プロ市民の遥か天空にいます。
そして私も足元に及ばない。
今福島第一原発の状況に不安になっているのはだれか。涙をこらえている人は誰か。そして福島で自信を持って暮らすために必要としている人はだれか。福島第一原発事故を引き継が指せられる子供達。
私はそうした人達へ「原発事故を防げなかった当事者の一人」として、福島第一原発を伝えることに使命感を持っています。
お願いは2つ。
1・この本の制作に集中しているだけ、復興を忘れたことなんてありません。絶対戻りますので、少々お待ちを。
2.開沼さん、イラストレーター(超有名人)、出版社(こちらも皆知ってる)、動画も作成中、カメラマンの方々、あほみたいに身銭切って、みんな無償で頑張ってます。それこそ寝る間を惜しんで。
楽しみの待っていてください。2月下旬発売。
ちゃんと中立性を保つために、原発事故で被災された地域で活動している方々から、寄稿文も掲載します。
私個人の思いとしては、福島第一原発で働く方々を世界で一番誇れる仕事をされている人達と日本だけでなく、世界に発信します。
英語バージョンも出したる。
出来る出来ないじゃない。やるんだよ。
私の座右の銘です。友人の言葉ですが。
こうご期待!