ひびく

あなたのことばが 響く

胸の奥が ふるえる

とても 肌にちかくて

あたたかな 思いに 包まれる

痛みを知る人だからだろうか

それを 届く ことばに 昇華させて

普遍という おおらかな 最大公約数的 曲線と

細やかに 添うていく しなやかさとが

やさしく撫でるようで

その そよぎのような ことばにふれると

ぐっすり眠った 翌朝のような 気持ちになる

力さえ 生まれて

出し惑っていた一歩が 動き出す

そうして

自分を 歩いてゆく

自分を 響かせながら

仰ぎ見る あなたの 響きと 交わし合いながら

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