時を経て

西宮の 今村さまの かあちゃんさまから いただいた 帯

ポシェット風 斜めがけ鞄とか

財布として こさえたもの

用いておりましたが

二代目財布も 愛用しすぎて ぼっろぼろ

自分で見ても 可哀想な人…てな 風情

最後の切り札…ならぬ 最後の 切り帯 残り布を 継ぎ足し 被せて も少し 使おうと思ってまする

帯の端っこ

すこぅし 色が 変わってるとこの 裏に

「正絹之証」という 切手みたいなもん 貼ってありました

織物松居(福岡市住吉七〇六)

筑本前場 博多繊協同組合連合会

あぁ 時を経て 人々の手を経て ここへたどり着いたのだなぁ

その日々の 長さ重さあたたかさ

撫でながら 使わせていただきまする

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