叫んだりしながら

かつて じいちゃんが

そして 倒れる前まで 母が 使っていた 勉強机の 辺り

父 介護ベッドを 置いていたときは 

椅子をうごかすことも 抽斗を 開けることも ほぼ できなくなっていたけど

今はもう 使えるように 戻ったのだ

南向きで 日当たりもいいし

母の車椅子を ここまで押してきたら

また なんにゃらか 前向きになれるかな?

そんなことを思いながら

ごしゃめしゃに 崩れ落ちて 溜まってた 本やら小物を 掻き出して

箒で 掃いた

中途になっていた 障子も貼ろうか と 紙を出して来たら

みみげながながちゃん(避妊済 2歳)が 寛ぎにやってきて

むむ…

ここの障子貼り替えは また 今度にして

母の 寝室の 東側出窓障子の方に 変更

障子紙 破りしてるとこ

醤油(去勢済 2歳)が やってきて 手伝ってくれるかと思いきや

興味なし…ですて

むしろ ほっとした

春だったか

障子貼り替えは 台所にて 立ててやったのだけど

今は 広々 父ベッド置いてた後でやれる

まだまだある 手つかずの破れ障子のために

糊は 作っておいたのだけど

父 見送りの 怒涛のどたばたで 

そのまんま 干上がらせてしまっていた

しかし だ 

黴びてる様子もないので

そこに 水を注いでみたら

再生♪

すばらしいぞ!かつて 母が ちぎり絵やっていたとき がんぴ舎さんから とりよせた 和菓子の材料にもなる 糊

障子紙の 包装紙に「障子の貼り方」が かいてあって

それは 床置きで

丸めてある 紙の重みと 真っ直ぐなことを 活かしたやり方で

おぉ 本来はそうなのね と

説明通りに やってみた

まぁ 快適♪

憶測推測手探りばかりのわたくしですけど

たまには 説明書の言うことも きくもんだね

わたくし史上 最高の 貼り具合になって

のびのび 障子貼りが できる うれしさと

できるようになったことの根っこにある かなしさと 背中合わせ…なんて

ちみっと 感傷的になりかかった時

醤油が 散歩から戻ってきて

にゃ〜♪と

ぴん♪と 張ってるけど まだ 端っこ 乾いてない 貼りたて障子の上に 飛び乗りましたる

ぬおえああぁうっ!やめれ〜!!そごさ乗んなやあぁ!!!

…叫んでしまいました

叫んだ声にびっくりして 身体ひねりながら 飛び退り

おかげで めろり ぐにり と 歪み剥がれる 障子紙

ぅああぁ…

しかし 泥足じゃなかったし さほど 穴あいてもいないし…と

端っこ 引っ張って 貼り直してみた

少し 皺あるけど 問題なさそう

障子 立てて 貼ったのって

にゃんこらの こういうこと 防ぐためでも あったっけなぁ とか

今更思い出して

ははは と 乾いた笑いなど…

しかし 母「うづぐすいごだぁ♪ありがどなぃん」て よろこんでくれたし

よかった

あとは 母の 意欲 再生プロジェクト…かな

無理なく ゆるりと 楽しみながら ね

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