ミュゼマエナカへ

昨日 

遠刈田温泉にある ミュゼ マエナカ「作陶展 前仲邦哉・万里子 日々のうつわ」へ 参りましたる

先日 おともだち くさあやちゃんの 個展で

前仲邦哉さんの 白磁の 湯呑みと

万里子さんの 小皿にて お茶と お茶菓子出していただいて

その 見た目と 手触りと 唇触りに うっとり惚れ惚れするだけでなく

お話をしていると

「ほぅ それは 面白いねぇ それで?」と たくさんたくさん こちらに水を向けつつ お話を引き出して 受け取って 愉快な気持ちを 弾ませてくださる 懐の深さ 器の大きさに

じんわりと 感激

作品といい お人柄といい

気持ちよすぎる

そののち すぐ 作陶展の ご案内 いただいて

最終日に なんとか 駆けつけられたのでした

前回 お伺いしたとき 万里子さんは 不在で

ゆっくりお話しできなかったのでしたが

「あ…もしかして パントマイムの方ね?前に お話しできなくて お会いしたいと思ってましたのよ」と 朗らかに お声をかけてくださった

うれしひ

作品は 気どらないのに 品格ある というか

懐かしさも 新しさも 広く受けて 朗らかな作品に 結んでおられる というか

どれもこれもが 魅力的

ご夫婦の 持っておられる 美意識と 寛容さと

すべてが 美しく すがすがしく 心地よくて

思わず 深呼吸してしまった

白磁の 体温と 湿度を持ち合わせたような 肌合い

釉薬の 艶やかに 透明な光さえ みせるような 色合い

たまらぬ 美!

器を手にして 匂いを嗅ぐ…てな風情 どうよ と ちみっと 反省しつつ

「芳しい」というのは こういうことであろうか と(嗅ぐわし…とかの 駄洒落じゃないかんな)

作品を 形成すことの 個人的欲求だけでは到達し得ない なんにゃらかを 思う(なんだそれ?)

若い作家さんたちを 育み 支援してゆきたいという 強い思いももっておられるようで

わたくしにさえ「『ここで なにかやりたい』って 思い 具体的になったら ぜひ 聞かせてちょうだい。パントマイムでもなんでも とにかく 若いかたから ここで と 生まれる思いを 大切にしたいの」と

これまた 深い広い お心遣い いただいてしまったのでした

次への 移動で どたばたの 訪問ではありましたが 

胸いっぱいに 温かいもの 満ちましたる

お写真 どうぞ だったのに

いっぱいすぎて

気づいたら 玄関先の くわこちゃんしか 撮ってなかったという…

とほほ

でも よいのです

また お伺いいたしますで

その時は 揃いでは ちょ と 難しかった 邦哉さん白磁の湯呑みと 

たおやかでしたたかでやさしくあざやかな草花の 万里子さんの お猪口も

引き取ることができたらいいなぁ♪なんて

分不相応な 希望も 膨らむ

得難き 出逢いを ありがとうございました

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