届くもの

昨日 「届くもの」の 予定があった

でも その時間には うちにいられないかもしれないので

言伝てしておいた

ほんとうは もう 既に 胸のうちには 届いていたのだけどね 

届けようとする方の そして それをめぐる人たちの 想いの数々は…

大阪のギャラリー「わい・アート」さん
http://www.yart-gallery.co.jp/ で春にあった廬原可南さんの「つちびと展」

その時 会った『命の伴走』

歳老いていくのが 目に見えて 加速してゆく お偉いさん「ぴっちっちっ」(♀猫 二十歳くらい)の 先々を 予測するようで 

そんな 前哀悼的 心持ちになるようなこと

避けたかった

でも 可南さんも 越えてこられた…もしくは 今も 引きずられる想いもありながら 奮い立たせて

引き受けていく という想いを

涙ではなく 

やさしい かつての ひとときの 重みと 温かみに 結実させた かたち

時間はかかるけれども 少しずつでも お支払を重ねて 引き取ることのお許しをいただいたのでした

…そんなこんなしているうちに ぴっちっちっ お偉いさんたら 五月末から 出掛けっぱなしで 戻らず

家族揃って そのことに対する 狼狽えの 顛末たるや

ブログやら 顔本(Facebook)にて 駄々漏らしておりましたので

覚えてくださってるかたも おられますでしょうが

そんなこんなありまして

今度は 受けとるのが 怖くなってしまったりもしてました

もしかして戻るかもしれない戻らないかもしれないどんなかたちでもいいから戻ってきてほしいもしも命がつきてしまうのであればせめて看取らせてほしいいやいやそんなこと思い浮かべること自体縁起でもないではないか有ることをあるがままうけとろうさあこいでもせめて現実どうなってるのかおしえてくれろ!

息吸うことも ふと 忘れるような思いせりあがり

心ぐにゃけて 泣いたりしてました

今それほどでもないですのよ♪なんて 笑い飛ばしてて

ふと…なんてこともあるのだけどね

お恥ずかしい限りで ははは(諦め笑い)

でも ま そんなこんなも 含めて 

受け取りながら 日々 笑ったりもしてるわけで

そんなところに やっとこ お支払も 済んで

届けていただいたわけです

偶然にも 来月から 丸森の 斎理屋敷で やっていただく「つちびと パネル展~いつか 届く日~」の パネルやら 幾人かの「つちびと」さんたちも 昨日 斎理屋敷に 届いたようで

昨日が つちびと初踏 東北の土 記念日でもあるようです

既に 前から うちに引き取られてきてた 温守さんとか おられますんで

まぁ そこは ここいらの方々に 見ていただくために…てことですかも

で…すこぅし 震える手で

やさしくやさしく 包まれて 届けられた 箱を おくるみを 開けました

にじむものはあるけれど

それはそれ

すべてのものが たどり着くであろう日

さまざまに巡る思いごと 引き受けて

それまでの日々をも

大切にして ゆこう と 思うのでした

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