那須町の素敵な人たち

豊穣庵 かっちゃんよっちゃん ご夫婦のブース

ひょんなことから ちょいと お手伝いさせていただくことになり

その前に「力つけて」てことで

よっちゃんさま 蒸かした 山菜おこわ

いただきましたる

以前 豊穣庵さんにて いただいた食べ物

どれも美味しかったけれど

この おこわ…

山菜の風味

味わいの優しさ

絶品♪

大事に食べて

あわよくば こっそり うちへ おにぎって 持ち帰ろかな なんて思ってたものの

呑むように 食うてしまいました

いや もちろん 味わいましたけど

ブーステントのなか

関係者風 立ち位置なのに

んまああぁ♪なんつって ついつい 声あげてしまい

販売の邪魔にならぬよに…と ドキドキするまもなく

売り切れてしまいました

そりゃそうでしょうよ

リピーターさんの多い このイベント

楽しさ 美味しさのポイント みなさま ちゃんと おさえてらっしゃる

すべて 笑顔のやり取り

たのしいなぁ

あったかいなぁ

ご近所さんや 親戚の人たちとの 楽しい宴みたいな…

あぁ なんて 幸せな空気

そんなんも おいしいご馳走の トッピングでありました

那須あーとクラフトフェアは

おいしい食べ物も 一杯ですが

それぞれ確かな作品を作られる 作家さんたちの ブース

目白押しでありました

昨年は 筑波の しっかりしてて でも かわゆらしい 箒を 買いましたが

今年は 金属の 特性を活かして アクセサリーなども 作っておられる 中山唯さんの

http://www.cometman.jp/info.html

蜻蛉の羽と 蜂の羽の ピアス 買いましたる

今 胸のうちで 育めるかどうか と 転がしている「片羽の蝶」の思いがあって

そのあたり 己を激励するためにも…なんちゃって

ちょいと 理屈つけつけで 申し訳ないけど 

なんとなく 今だ♪と 思える 出逢いだったので

うれしい 

照れながらも お写真撮影 許してくださった 中山唯おにいさん(絶対年下だろうけど)

ありがとうございます~♪

これからも 心に ぐっとくるもの

作り続けてください

昨日の 那須あーとクラフトフェア 

豊穣庵さんの 餅つき

そろそろ餅つき準備…というあたり

もう お客様が ちららほららと 臼の 周りを取り囲みはじめてた

おおぉ♪うれしいな

「こいづは 安ぐ 買ったんだげんと ほんでも 高ぇんだ」と 

臼や 杵を 水に浸しつつ 準備なさる かっちゃん

あっっあつ ほっかほかの 蒸し上がり 餅米を

運ぶ よっちゃん

草餅用の 草を混ぜたあと

まずはじめの 練り込みみたいな 一仕事は むっちゃんと 仲間たち

うっかりほろけた「おふかす」を

「あっ 勿体無い…よかったらあれ いただけないでしょか?」と こっそり 耳打ちしてきた 若いおかあさんと 息子君

息子君の 肩掛けバッグから 顔をのぞかすは パピヨンとかいう種の めんこい わんちゃん

すると そのやり取りを 聞いてた かっちゃんが 

然り気無く その「おふかす」拾って

「熱いど」と 手渡す

どこから見ても

どことって見ても

やさしいやり取り

誰の顔も ふかふかほかほか

餅つき

始まり前

杵持って

むにむにむにむに と 

練り込み 馴染ませるために

臼の周りを 回る

決まりじゃないのだろうけど

自然にそうなっていくのね

んで つきはじめると

みんなの 視線と

気持ちとが

真ん中に 集まる

杵の動きに合わせて

「よいしょ~♪」と 声が上がる

そこの 空気に ひとつの律動が うねり 弾む

やってみたくなる 小さいさんたち

見守る 大きいさんたち

同心円 というか

曼陀羅 というか

そこから 光が 放たれている というか

なんか 恍惚としてしまった

豊穣庵さんの 餅 つきあがった

呼び掛けぬうちに 

たらららら~ん♪と お客様たちが 待ち焦がれた顔で 美しく 並ぶ

よっちゃんが 手早く千切り

めぐちゃんが あんこか きな粉をまぶして パックにいれて

わたくしが 輪ゴムでとめて

シャツのお兄さんが 主にお金のやり取り

どこかが 詰まったり たりなくなったときは

そっと 別の手が 添えられたり 差し出されてゆく

わたくしは ほとんど 携われることがなかったけれど

その 美しくもやさしい 流れのなかで

じいいいぃん と 感動などもしながら

おきゃくさまたちと ことばを 交わしていた

気持ちいいほどに 途切れることなく 売れてゆき

完売御礼

そういえば わたくしたち 全く 餅を口にしなかったわね わはははは と 気持ちよく わらって お空など 仰ぐ

買ってくださった方々が にこにこ顔で「ごちそうさまぁ♪」て パックなどのごみを 捨てにこられて(パックなどのごみは 買ったところのごみ袋にいれましょうルール…ゆるいけど)

あぁ ほんとうに 美味しく食べてくれたんだなぁ て

食べてなくても おいしい気持ち 受け取った

ありがとう

ごちそうさまでした♪

フェア終了間近

さぁて 大物も ぼちぼち片付けるか と 動き始め

できるものは 手出しさせていただいたものの

臼を たんがぐのは(抱えあげる…とかあたりの意味) ちょ と 無理かも

かっちゃんさまは「俺やれっから だいじょぶだ」とか おっしゃるけど 

誰かに 助太刀 頼んだ方が…と 見回そうとしたら

持ち上げようとする タイミングで

すっ と おにいさんが かっちゃん横へ 現れた

んで お願い とか 申し合わせもなんもなしに

声を合わせて

せぇのっ!と 車に 積み込んだ

なんてぇ 息の合わせかただっ

見事すぎる

「焼き菓子 蕾」さんとこの 方だ

新店舗 オープン間際なのだと

ぴょんぴょこ元気で 光る長靴はいて わたくしの『ねないこだれだ』バッグに にこにこ すっかけてくれた めんこいちゃんの おとうちゃんだ

「いよいよオープンだねぇ おめでとねぇ」と あちこちから 声がかかる

それぞれが 見守ったり応援したり

確かな やさしさと 信頼関係とが 結ばれている

いいなぁ

ご近所さんでもないのに わたくしに

「ほら 豊穣庵さん 出てすぐ左に曲がって 次の信号右に向かってしばらくいくと ○○あるでしょ?そっからまた曲がって…」なんて 

仲間にいれてくださるような 話しかけぶりが 温かい

そんなこんなを しみじみと 眺めていたら

「あっ『祝福(いのり)の海』の 試写会にいらしてた方ですよね?」と 声をかけていただいた

その方 豊穣庵さんでの 試写会で お会いした方で

わたくしの 大好きな 黒磯駅前「生そば 冨陽」さんのこと 同じく 大好きで 「大ファン」なのですて

ひとしきり そんなこんなの お話しも かわしあう

より たのしく 健やかに 生き合っていくことを 大切にして暮らしている人たちだなぁ

そんな 人のよさに ひたひたと ひたされた 那須町での 一日でした

かっちゃん&よっちゃん ご夫婦が 駐車場まで お見送りに来てくださった

このまんま ご一緒に 豊穣庵に「帰って」

お疲れさま~♪なんて 乾杯するのが ほんとうのような 気がしてしまう

一人 帰路につくのが ちょ と 残念

かっちゃんよっちゃん なんて 気安く呼ばせていただいているけど

このお二人のこと ほんとにほんとに 素晴らしいと 尊敬しておるのです

大好きなのです

昨年 ドリアン助川さん ピクルス田村さんの「アルルカン・ヴォイス・シアター」と 角田で ご一緒させていただいた『道化が 語る ものがたり』の チラシやらパンフレットの 撮影のため

助さんとの タイミングが 合わせられるのが 豊穣庵さんでの ライヴ前乗り日のみ てことで

お邪魔したときに お会いしたのが 初めてだってのにね

すっかり またちかいうち お邪魔するはず とか 思っちゃってるのね

近々のこと 来年のこと

あれこれ 話してくださって

うきうき また 膨らみ 繋がるなぁ

ありがとうございます

またきっと♪

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