「んもぅ」と 言わせて

日々 行く道が

稲刈り進んで

香ばしい香りや

稲藁燃やしの こんがりな匂い

うつろいゆく時の流れの 美しさが切なくて

でもそれが 治癒へ結び付く流れなのであれば 嬉しくて

なんとなく 心じゃわめくでありますが

日に日に 覚醒して

通常生活との ズレを 埋めようと する感じの母

とんちんかんはまだまだあれど

看護師さんや ヘルパーさんに 感謝のことばを たどたど したためたり

歌など 詠み始まってます

気遣いの人でもあり

いつもありがとう…と 病院の方々に 動かぬ手を合わせて 感謝を 伝えているなか

家族に対しては ストレートに 要求を 主張してくるようになったぞ…ばあちゃんそっくりな口調で…

あれ持ってきてないの これがほしいの…と

そこまで 我を張る 母ってのも

新鮮ちゃ 新鮮ですけどね

んもぅ…と 思えるようになった気持ちが 実は嬉しい

あんちゃとふたり 苦笑いしたり ちょ と 呆れたりしながら

お昼ご飯食べるまで見届けた

これからも こんな風に んもぅ …とか いわせてもらいたいもんだ

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